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  『リゾットの夢主への対応について』


※少々注意(?)



ジ「オレ、ソルベと来たから、次はオレかな?」


連「はい! ジェラートさんへのご質問なんですが……」


ソ「どうかしたのか」


ジ「なんか言いにくい質問?」


連「いえ。その、『リゾットの夢主さんへの対応として「ここはいかんだろ〜!」と思うところってありますか?』」


ソ「――だ、そうだが。ジェラート」


ジ「……そりゃまあ、いくつかあるよね」


連「!」


ジ「たとえば――」










ジ「ちょーっと≪愛情表現のバランスが肉体的な方に傾いてるところ≫とか。あとは過保護なとこもそうでしょ」


ソ「……」


連「た、確かにリゾットさん、少し心配性ですよね(あえて前者には触れず)」


ジ「いやいや、あれは≪ちょっと≫の域超えてるから! 今まで淡白だったからこそ、いろいろ危ないというか、要するに≪重い≫というか。あと、名前への対応でオレが一番気になっちゃうのは」


連「っ(ゴクリ)」





ジ「独占欲から来る行動だよね。実際、名前が襲われたきっかけもそうだったんでしょ?(参照:2000年冬本編)」


連「!?」


ソ「俺もそう思う」


連「えっ、あ、ソルベさんまで……! だ、大丈夫ですよ? 私もよくヤキモチを焼いてしまいますからっ(わたわた)」


ジ「……はあああ。名前はもっと危機感持たないと! ヤンデレになりうる人No.1(当サイト比)のリーダーに、いつ鎖で繋がれるかわかったモンじゃあないんだから。それとほら、うちは普通の家と違って地下室も≪ヤバい≫んだしさ。そっちに閉じ込められるかもしんないよ」


ソ「ああ」


連「へ……? ソルベさん、ジェラートさん。私、地下には行ったことがないんですが、何かあるんですか?(きょとん)」


ジ「ん? ……あ、そっか。さすがに名前は知らないか」


ソ「事情はあっても、名前は≪暗殺者≫じゃあない。あくまで一般人だ。知らなくていい、とリーダーも考えたんだろう」


ジ「そうだよねえ。うーん、ソルベの言う通りほんとはこのまま知らなくてもいいんだけど、知らずに連れ込まれちゃそれこそ危険なんだし」


ジ「むしろ今までメローネに連行されなかったこと自体が不思議なぐらいだし……いや、違うや。名前には最強のセ○ムがいるんだった。でもなあ」


連「ジェラートさん? あの」


ジ「名前、1つ問題。組織からの待遇が≪超≫悪いチームにとって、手っ取り早い情報収集の方法はなーんだ」


連「え? 情報収集の方法……えと……そのっ、拷問、とかですか?(おずおず)」


ソ「そうだ」


ジ「正解! ならオレらは、特に拷問がお得意のホルマジオは、≪どこで≫捕まえた奴から情報を聞き出してると思う?」


連「そ、それは……捕まえた人を、閉じ込めるような場所で……場、所……?(言いながら何かに気付き)」


ジ「わかった? 前のアジトも、今のとこも地下には牢が設置してあるんだよ」


ソ「ちなみに、その鍵はリーダーが保管している」


ジ「いっそ名前も一回行ってみる? あ、もちろん見る≪だけ≫ね。リーダーは過保護だから、独占欲とか嫉妬心とかが暴走しない限りダメだって言うだろうけど、ホルマジオあたりなら普通に連れてってくれ――」


連「え、遠慮しておきますっ(首をブンブンと横に振り)」





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