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  『夢主に料理を作る事になった場合』






連「ごめんなさい、つい話しすぎちゃいました(苦笑)」


イ「いいよ、気にしなくて。(名前の口からあんま昔のこと聞かねえから、結構新鮮だったし)」


連「ありがとうございます……次のご質問、読みますね?」


イ「ん」










連「『連載ヒロインさんに日頃の感謝を込めて料理を作る事になった場合、どんなメニューを作りますか?』」


イ「……料理か(突然項垂れ)」


連「い、イルーゾォさん? どうかされましたか?」


イ「名前も知ってるだろ……? オレ、料理苦手なんだよ」


連「あ……。えっと、料理以外でもそうですが、全員が全員上手な人ばかりじゃないと思いますよ?(私も作れる料理、リゾットさんより少ないし……)」


イ「――だよな!!(立ち上がり)」


連「!」


イ「そうそう、料理できる・できないがすべてじゃないと思う! というか、あいつらが料理うますぎなんだよ。(プロシュートやホルマジオなんか、オレのこと≪センスがない≫とか言ってさ)」


連「は、はい。そうですね……皆さん本当に料理上手ですから」


イ「……でも」












イ「治療とかいろいろ、名前にはほんと感謝してるから。せっかくだしなんか作りたい」


連「イルーゾォさん……」


イ「うん。名前が確実に美味しいって言ってくれるのは……≪マチェドニア≫かな」


連「マチェドニア、ですか?」


イ「いわゆるフルーツポンチなんだけど」


連「美味しそうです……!(キラキラ)」


イ「よかった。……あ、でも待てよ」


連「?」


イ「マチェドニアって大抵リキュールを使うんだけど、名前はお酒……」


連「す、少しだけなら! 大丈夫だと、思います(声がどんどん小さくなり)」


イ「できるだけ度が低いの探すから、うん」


連「何から何まですみません……」





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