イ「……次、行く？」


連「は、はい。お次の質問は……」


イ「うん」


連「『連載ヒロインちゃんに着せてみたい服はなんですか？』」


イ「服？　服、か……(じっと名前を見つめ)」


連「あの、イルーゾォさん」


イ「？　どうしたの？」


連「えと……やっぱりここは、先程のノースリーブです、か？(ハラハラ)」


イ「あー。外にコートとかセーターとか着て、その中にキャミソールもしくはノースリーブってのは無理？」


連「い、いえっ！　それでしたら……」


イ「ならよかった。二の腕もそうだけど、オレ名前にふわふわした服を着てほしいんだよな」


連「ふわふわ……？　えっと、ファーとかいろいろありますよね」


イ「そうそう。まず、首元と袖の裾にそのファー？　が付いたパステルカラーのコート」


イ「あとは柔らかい生地の白いベレー帽に、ショートブーツ」


イ「それと……タイツありでいいから、短いズボンだとなお良し！(その姿で待ち合わせ場所に来てくれたら、すごくイイ……)」









〜妄想中〜



連「イルーゾォさんっ」


イ「名前……！」


連「ごめんなさい、お待たせしました！」


イ「はは、焦らなくていいのに。……あ！　その服、オレが選んだ……」


連「！　あ、えとっ、き……着てきちゃいました(照れ臭そうに)」


イ「〜〜ッ」











イ「……」


連「い、イルーゾォさん？」


イ「！？　ご、ごめん！　オレ、もしかしてボーッとしてた？」


連「はい、少しだけ……大丈夫ですか？」


イ「だだだ大丈夫！　ちょっと考えることがあって……って、え！？」


連「失礼します(イルーゾォの額にそっと右手を寄せ)」


イ「ちょ、ちょ……！(名前――ッ！？)」


連「んー……少し体温が高めだと思うんですが(じとー)」


イ「〜〜(声にならず、必死にジェスチャーで≪大丈夫≫と伝え)」


連「……、絶対に無理はダメですからね？」


イ「あ、ありがとう……マジで大丈夫……(≪名前が関係する≫って正直に伝えたら、どんな反応されるんだろ……)」





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