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  『暗チの皆様が何フェチか知りたい!』






連「なんだか話をそらされたような気もしますが……次の質問に行きますね?」


イ「よろしく(ホッ)」


連「えっと、こちらの方からは、『暗チの皆様が何フェチか知りたい!』とのことです」


イ「そういえばそういう質問もあったね。フェチ、なあ(考え込み)」


連「はい」


イ「うーん、改めて聞かれると難しいというか。……けど」


連「≪けど≫……?(きょとん)」


イ「強いて言うなら――」













イ「……二の腕、かな」


連「二の腕、ですか?」


イ「そう、二の腕。ノースリーブとかそういうの着てるとさ」


イ「たとえば髪を耳にかけてるときに、二の腕の内側がちらっと見えるんだよ」


イ「そこに……なんていうか、グッとくる(真顔)」


連「な、なるほど……」


イ「……」











イ「名前は二の腕が出る服とか、着ねえの?」


連「へ!? 私ですか?」


イ「うん(期待の眼差し)」


連「そ、それは……そのっ」


イ「……もしかして、過保護なお父さ……ゴホン。リーダーに禁止されてる?」


連「えっ!? ち、違います! リゾットさんに禁止されてるわけではないんですが(わたわた)」


イ「うん(リーダー、実際名前が着たら禁止しそうだけど)」


連「修道服に慣れたこともあって、肌が露出する服は心許ないと言いますか……あの、やっぱり恥ずかしくて……っ」


イ「そっか……」


連「ごめんなさい、イルーゾォさん。ご期待に添えなくて……(しゅん)」


イ「え。い、いや、そんな気にしなくていいからッ! (ちょっと、いやかなり残念だけど)名前の気が進まないことはやっぱ――あれ?」


連「?」


イ「さっきの答えは大体想像ついてたんだけどさ。コスプレのときは――」


連「〜〜っそちらには触れないでください!」





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