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  Opening Talk






前回以上になぜか緊迫したスタジオにて。





連「――皆さん、おはようございます。こんにちは。こんばんは!」


連「UnoCroRadioの第2回目がついに始まりました!」


連「前回に引き続きパーソナリティを務めるのは、アジトの居候の身である名前です。よろしくお願いします(にこっ)」


連「(台本を焦った様子で捲りながら)えと、それでは早速ゲストさんの紹介を……と思ったんですが、実は今、目の前にゲストさんがいらっしゃらないんです」


連「現状をお話しますと、ゲストさんが座るはずの椅子には、≪鏡≫が置いてあって……鏡?」











「身内での脅迫は、許可しないィィイイ!」











連「!?(目をぱちくり)」


イ「というわけで第2回のゲストはオレ、イルーゾォが担当するから。……って、名前。大丈夫?」


連「っ、あ、ごめんなさい! イルーゾォさんの登場のされ方が台本になかったので、驚いちゃって……(わたわた)」


イ「あー。なんというか、ごめん。これ別に演出ってわけじゃないんだよな」


連「?」


イ「マジで鏡置いといてよかった。……実はちょっとした≪トラブル≫に巻き込まれちゃってさ」


連「え!? そんなっ、大丈夫ですか!? どこかお怪我は……!」


イ「い、いや、トラブルって言っても、ある人に引き止められただけだから!(鬼みたいな形相で、寿命かなり縮まったけど)」


連「≪ある人≫、ですか……?」


イ「(まさか言えないよなあ、≪アジトの鏡からこっちに来る直前まで、リーダーに色々念を押されてた≫なんて。けど心配してくれる名前、すげー可愛い……)うん。名前もよく知ってる人だから、気にしなくていいよ」


連「は、はい(こくん)」










イ「にしてもなんだろ、これ。こんな緊張するモノだっけ?」


連「ふふ、そうですね。私は一応連続なんですが、やっぱりラジオって緊張しちゃいます」


イ「いや……それもあるんだけど……さ」


連「?(きょとん)」


イ「……(やばい。やばい、やばい! 確か、今回の決まりで≪他の奴は自分の回以外ここに来ない≫んだよな?)」


イ「(つまり、いつも色々制裁かけてくるリーダーもプロシュートも、ちょっかい出すメローネも現れない)」


イ「(完全に名前と二人っきり。しかも前のラジオで聞いた質問の内容からして、普段はできないようなことも――)」






連「(顔を覗き込み)い、イルーゾォさん?」


イ「!(ちょ、近……!)」


連「あの……大丈夫ですか? 少し休憩してからでも――」


イ「だッ、大丈夫! オレは大丈夫だから! 質問に移ろう! な! みんなそれを求めてるだろうし!(必死の形相)」


連「そうです、か? では、イルーゾォさん宛のご質問から読ませていただきますが、本当にご無理はなさらないでくださいね?(にこにこ)」


イ「(ホッ)……うん、よろしく」





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