『暗チをなでてあげることは』
ホ「そろそろ落ち着いたか?」
連「(深呼吸)ふう……はい、なんとか」
ホ「ハハ、ならよかったぜ! じゃァ次の質問は……ん?」
連「ホルマジオさん? どうかされましたか?」
ホ「いや、これはある意味名前宛なのかもしんねェって思ってよ」
連「?」
ホ「『ヒロインちゃんは撫でられることが多いかと思いますが、逆に暗チの皆さんを撫でてあげることってありますか?』どうやら、撫でられた俺らの反応が見たいらしいぜ」
連「皆さんを、撫でる……ですか」
ホ「おう! まさに――」
ホ「こーんな感じになッ!(名前のヘッドフォンを取り上げ)」
連「きゃ!?(ぱちくり)」
ホ「(なでなで)」
連「え、えと! どうして私が撫でられてるんですか!?」
ホ「いや〜、例を示そうと思ってよ……あー撫で甲斐があるぜ」
連「あのっ……そろそろ離してくださ……!」
ホ「(わしゃわしゃ)」
連「〜〜っホルマジオさん!」
〜しばらくお待ちください〜
連「もう。このご質問では私がホルマジオさんの頭を撫でるはずなのに……(じとー)」
ホ「悪ィ悪ィ! 謝るからそんな潤んだ目で睨むなって。ほら、俺の頭で勘弁してくれ。な?」
連「! なでても、いいんですか?」
ホ「もちろん。いつでもいいぜ?」
連「じゃあ……っ失礼します、ね? (そっと手を伸ばし――)!」
ホ「……あ〜、なんだこれ。すげー和やかな気分になるな。気恥ずかしさと包まれてる感覚がまぜこぜっつーか……名前はどうだ?」
連「ザラザラしてて、すごく気持ちいいです……!(なでなでなで)」
ホ「おいおい、嫌がられるよかいいが、(なんとも言えねェ気分になっから)あんまなですぎんなよ〜?」
>
prev next
17/20