100000hit | ナノ


  『リゾットさん以外に血を』







連「さて、次の質問は……、あれっ?」


ホ「どうしたんだよ」


連「実は手元に置いてあった、質問の紙が見当たらなくて――」


ホ「もしかすっとこれか?」


連「! それです! よかった、見つかって……。でも、どうしてホルマジオさんがそれをお持ちなんですか?(こてん)」


ホ「ヘヘッ、決まってんだろォ? 次の質問が名前宛だからだよ」


連「あ……そ、そうでしたっ///改めまして、送ってくださった皆さん、本当にありがとうございます(はにかみ)」


ホ「つーことで、答える本人が読むわけにゃ行かねーからな、今回は俺が担当すんぜ」


連「はいっ」








ホ「『リゾットさん以外に血を飲んでみたい人はいますか?むしろ私の血を飲みm…ゴフッ(剃刀を吐き出す)』……リーダー、いつの間にスタンドの射程距離、成長させたんだァ?」


連「ご、ご無事だといいんですが……(わたわた)」


ホ「な〜。って、そうじゃねェだろ」


連「へっ?」


ホ「これはお前への質問なんだ。ちゃーんと答えてもらうぜ」


連「あう」



ホ「そもそもよォ……一つ疑問があんだがいいか?」


連「疑問、ですか? なんでしょう」


ホ「本や映画で見る吸血鬼っつーのは、大抵異性の血を飲んでるよな?」


連「そうです、ね。その理由は私もわからないんですが、異性という場合が多いと思います(DIOさんもそうだったし……)」


ホ「じゃ、逆に名前は同性――女の血、いただいたことはあんのか?」


連「え、女性のですか!? さ、さすがにないですっ」


ホ「ほーう。んじゃもし、迫られたらどうするよ」


連「? ≪迫る≫、って……ええ!?」




連「ま、まままずは! ≪私は大丈夫なので、お身体を大切にしてくださいね≫って伝えて、それから……わ、私にはリゾットさんがいるので……! あ、リゾットさんからも本当はいただいちゃダメなのにっ(ぷしゅー)」


ホ「ハハハッ! 混乱してる上に、頭から湯気出ちまってるじゃねーか! 名前はほんとに≪リーダー一筋≫だな!」


連「////」






ホ「おっと、お前の惚気で忘れるとこだったな。リーダー一筋はわかったが、飲んでみたい奴とまではいかなくとも、気になる奴ぐれェいんじゃねーの?」


連「う……あの、それは……(ごにょごにょ)」


ホ「ったく煮え切らねーなァ〜! 安心しろって。たとえ名前がその誰かを指名しても、そいつがしばらくパワハラ受けるか、ハサミやらなんやら吐いて鉄分サプリの世話になるだけだ」


連「ぜっ、全然安心できないじゃないですか! うう……ホルマジオさんの仰る通り、どうしても気になっちゃう方というか、状況はあります、よ?」


ホ「おお! どいつだ? どういう状況だ?」


連「っ」











連「ギアッチョさんが、気になります」


ホ「へー、ギアッチョか。ギアッチョ……」







ホ「ギアッチョだァアア!?」


連「(ビクッ)あ、あの?」


ホ「あ、驚かしてワリィ。ただなんつーか、お前の答えが≪かなり≫意外だったっていうか……そりゃまたどうして」


連「えっと、ギアッチョさんって、よく走り込みに行かれますよね?」


ホ「そうだな。今、ちょうど出て行ってんじゃねーか?(つまりこの話は聞いてねェ、と)」


連「はい。それで……運動をすると血液の流れが良くなるからだと思うんですが、走り込みから帰宅した直後のギアッチョさんにお会いしたときは、どうしても反応しちゃって」


ホ「ん? 反応するって何が」


連「か……身体が、です」


ホ「ほーう(身体か。なんか響きがエロいな)」


連「えへへ、こんな感じの回答でいいんでしょうか?」


ホ「! お、おう! よかったと思うぜ!(……走り込み、俺も一回行ってみっか)」


連「?」





prev next

12/20
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -