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  『夢主がいうことを聞いてくれるなら』






プ「ったく……(ようやく戻った自分のスタンドに深いため息)」


連「(ふふ、可愛かったなあ、グレフルさん)」


プ「名前お前、スタンドによくモテるな。メタリカにも好かれてるだろ」


連「えっと、モテてるかどうかはわかりませんが、懐いてもらえると嬉しいです(そういえばザ・ワールドさんも――)」


プ「ふっ。その顔……何か思い当たる節でもあんのか?」


連「! いえ……! ありませんっ」


プ「……明らかに怪しいが、好きな女の口を無理やり割らせる趣味はねえしな。次行くぞ」


連「は、はい! 次のご質問は『連載ヒロインちゃんが一つだけ、いうことを聞いてくれるなら、何をお願いしますか?』」


プ「言うこと一つ、か」


連「(こくこくと笑顔で頷き)」


プ「そういや」


連「?」










プ「――悪かった」


連「へ!? ど、どうされたんですか?(あたふた)」


プ「前回、あのマンモーニが……ペッシが、この質問のときに余計なこと言ってたからな」


連「(≪三人でデート≫という答えを思い出し)」


プ「ペッシの心意気が悪いとは思ってねえ。あいつの考えはあいつだけのモンだ。だがその気持ちを利用したかねえんだよ。そいつァ応援とは訳が違うだろ?」


連「プロシュートさん……(ジーン)」


プ「テメーの想いはテメーで口にする。それがオレの信条だからな」













プ「つーわけで、≪お前の一日を誰にも邪魔されることなくもらう≫ってのが、この質問に対するオレの答えだ」


連「えっ?」


プ「ん?」


連「お答えは≪なし≫、ではなく……?(おずおず)」


プ「ハッ! こんなチャンス逃すわけねえだろ?」


連「……」


プ「きっかり24時間、二人きりで過ごしてみようじゃねえか。今みたいにな(そっと手を取り)」


連「! あ、うっ、えと……離してくださ――」


プ「≪断る≫っつったらどうする?(にやり)」


連「〜〜っ」





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