『夢主がデートしてほしいと言ったら』
>
プ「……つーわけで名前、次の質問聞かせてくれ」
連「はい! 次は……」
プ「(頬杖をつきながら名前の顔を眺め)」
連「れ、『連載ヒロインさんがもしも、一日デートしてほしいと言ったらどう答えますか?』」
プ「デートか。……しっかし見つめるだけで照れるたァ、お前は本当に初心な奴だな」
連「〜〜からかわないでくださいっ」
プ「ククッ、悪い悪い」
連「(じとりと見てから)えと、それでご質問の答えなんですが――」
プ「ふっ。名前名前名前よお〜!(額を合わせ)」
連「へ!?」
プ「オメーはなんもわかってねえなあ。え?」
連「プロシュートさん! あの……ち、近……っ」
プ「質問の答えは≪Si≫に決まってんだろ」
連「!」
プ「むしろ断る理由がねえ。……デートのプランも聞いとくか?」
連「あ、う、えっと……お願いします(離れながら)」
プ「まず車は使わねえ。歩いてお前とのデートを楽しむつもりだ」
連「は、はい」
プ「で。いろいろ話しながら北の方へ行って――」
連「?」
プ「夜に開いてる植物園を回る」
連「わあ!」
プ「どうだ? 興味あるだろ?」
連「(こくこく頷いて)ぜひ行ってみたいです!」
プ「ハン! オメーがそう言ってくれんならこっちも腕が鳴るぜ……まあそっからは美味えバールに寄って、数杯酒を呷ったら」
連「アジトに帰ります!(察したのか慌てて付け加え)」
プ「……チッ」
>
prev next
12/19