『一番恥ずかしい失態を』
※赤裸々のため注意
プ「ったく、こんなグローブなんざ使いやがって」
連「プロシュートさんが冗談を仰るから、ですよ?(じとー)」
プ「冗談? オレは本気でオメーとの風呂を楽しむつもりだったぜ?」
連「えっ」
プ「にしてもこいつ(グローブ)……作ったのリゾットだったか」
連「(頷き)」
プ「はぁあ〜〜〜(深いため息)。あの朴念仁の過保護っぷりっつーか、ベタ惚れぶりにも困ったもんだな」
連「べ、べたぼれだなんて……!(あたふた)」
プ「リゾットの奴、オレがスタジオに行く前も無言のまま牽制かけてきやがった(……ま、効かねえが、あんなモン)」
連「えっと……(なんと言っていいかわからず)」
プ「ふ、そろそろ次に行くか」
連「はい!」
連「『暗チの皆さんにちょっとした下ネタありの過去に犯してしまった一番恥ずかしい失態を聞いてみたいです』」
プ「失態……ね(考える仕草を見せ)」
連「ありません、か?」
プ「ハッ! 名前名前名前よお〜!」
連「?」
プ「お前がそう思ってくれるのは嬉しいが、完璧には近付けても、完璧な奴はいねえ。失態の一つや二つ、オレにもあるんだぜ?」
連「そ、そうなんですか?」
プ「ああ。≪ターゲットの情婦に殺されかけた≫ってのが一番しくじった任務だったな」
連「え!?」
プ「男にはどうも油断を見せちまう≪隙≫がある。名前、いつかわかるか?」
連「(首を小さく横に振り)」
プ「≪ベッドの上で≫っつったら、さすがのオメーでもわかるだろ?(にやり)」
連「!」
プ「そのときはまだ今のチームにゃいなかったんだが、どうもターゲットを追い込むのに情報が足りなくてな」
連「は……はい」
プ「で、雰囲気的にも肉体的にもいわゆる≪ピーク≫に達した瞬間」
連「どう、なったんですか……?(ごくり)」
プ「女の手がベッドの下に伸びて――あと一秒反応が遅れてたら銃で脳天打ち抜かれてたぜ」
連「(サーッと青ざめ)」
プ「ま、すぐ老けさせて、必要な情報だけ聞いてから始末したが。アレはさすがに危なかった(くつくつと喉を鳴らし)」
連「(えと、笑い事じゃないような……)」
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