『一番恥ずかしい失態を』
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ぺ「質問もあと三つ……早いなあ」
連「そうですね……。寂しいですが、進めましょうか」
ぺ「お願いしやす!」
連「えと、『暗チの皆さんにちょっとした下ネタありの過去に犯してしまった一番恥ずかしい失態を聞いてみたいです』」
ぺ「失態……(突然負のオーラを纏い始め)」
連「ぺ、ペッシさん!?」
ぺ「ありすぎて一番が選べないんですが、その場合はどうしたらいいっすかね?」
連「へ!? あ、その、じゃあ……」
ぺ「じゃあ?」
連「たくさんある失態の中でも、≪一番最初のモノ≫か≪一番印象に残ったモノ≫を選ぶのはどうでしょうか?(おずおず)」
ぺ「一番最初か、一番印象に……ってなると」
連「はい」
ぺ「初めて、任務についていったときかな(どんより)」
連「それは……プロシュートさんに同行されたんですよね?」
ぺ「うん。正直、殺人現場に立ち会ったことなんて一度もなくて」
連「そ、そういう人の方が多いと思います」
ぺ「! ……オレたち、暗殺チームなんだった」
連「(コクコク)」
ぺ「で、話を元に戻すけど、兄貴の仕事が終わったあとにオレ、シワシワの遺体を思わず見つめちまって」
連「見つめ、て?」
ぺ「……その場で吐きやした(ズーン)」
連「えっと……初任務ですし、ね?(わたわた)」
ぺ「いいや! 当日だけだったらまだマシだったんす!」
連「つまり――」
ぺ「回復するのに一週間かかりやした」
連「あ……(察し)」
ぺ「トイレは占領しちまうし、あの光景が頭にこびりついて全然寝れねえし、兄貴に≪情けねえッ!≫ってこっぴどく叱られるし、散々だったよ」
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