『夢主に料理を作る事になった場合』
>
ぺ「(手でパタパタと風を作りながら)つ、次行きやしょう!」
連「そうですね。えと――」
連「『連載ヒロインさんに日頃の感謝を込めて料理を作る事になった場合、どんなメニューを作りますか?』」
ぺ「名前に料理を作るなら、オレは≪ミネストローネ≫にしたいと思いやす!」
連「日本でも有名な料理ですね(にこにこ)」
ぺ「っす! 最初は魚関係にしようか迷ったんすけど……」
連「?」
ぺ「ミネストローネには思い入れがあるというか、うちじゃ定番だったというか」
連「なるほど……お母さんが作ってくださったんですか?」
ぺ「はい。トマトや玉ねぎ、ジャガイモにベーコンが入ったスープで、よく出たんす! それがすげー美味くて……!」
連「ふふ」
ぺ「って、すいやせん」
連「え?(きょとん)」
ぺ「こんなこと言ってるから、兄貴に≪マンモーニ≫って言われちまうんすよね(苦笑)」
連「えっと、上手くは言えないんですが、懐かしむことも大事だと思いますよ?」
ぺ「そ、そうかな?」
連「はい。私もたまに思い出したりしますから」
ぺ「……(じっと見つめ)」
連「ペッシさん?」
ぺ「名前は……」
連「どうかされましたか?」
ぺ「……いや! 気にしないでください!」
連「そう、ですか?」
ぺ「うん! 大したことじゃないんで!(過去のことは、なかなか聞けないよなあ)」
>
prev next
17/21