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  『暗チをなでてあげることは』






ぺ「次は――」


連「こちらです! 『ヒロインちゃんは撫でられることが多いかと思いますが、逆に暗チの皆さんを撫でてあげることってありますか?』」


ぺ「むしろ両方ない……っすよね?」


連「そう、ですね。では今回はお互い、ということにしますか?」


ぺ「え!? い、いいんすか」


連「はい。いつでもどうぞ(笑顔でヘッドフォンを外し)」


ぺ「! じゃ、じゃあちょっとだけ……(なでなで)」


連「ふふ、ペッシさんの手は大きいですね」


ぺ「そ、そうかな」


連「(頷き)」


ぺ「(改めて言われるとなんか照れちまうな……)あ、名前もよかったらどうぞ」


連「では失礼しま……(手を伸ばしそうとして止まり)」


ぺ「名前?」


連「あ、あの」


ぺ「?」


連「大変申し上げにくいんですが」


ぺ「なんでしょう」













連「どこを撫でればよろしいんでしょうか……?(パイナップルを見つめながら)」


ぺ「……あー、えっと」


連「えと、ごめんなさい(しゅん)」


ぺ「いや! 謝らないでください! 独創的な髪ってことは自覚してるんで! だから――」







ぺ「撫でていただけるなら、髪の前でお願いしやす」


連「わかりました……!(額の方をなでなで)」


ぺ「(見る見るうちに赤くなり)」


連「ぺ……ペッシさん? あの、もしかして熱が――」


ぺ「〜〜ッ気のせいっす!」


連「?」





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