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  『夢主がいうことを聞いてくれるなら』






連「次のご質問に参りましょうか」


ぺ「うん……! よろしくお願いしやす!」


連「はい。えっと――」


ぺ「(何が来るかわからずドギマギ)」


連「『連載ヒロインちゃんが一つだけ、いうことを聞いてくれるなら、何をお願いしますか?』」


ぺ「あ、その質問っすね。……名前」


連「?」


ぺ「実はまだ答えに悩んでて、ちょっと時間もらっていいかな?」


連「わかりました! では、一旦CMお願いします……!」








〜コマーシャル後〜








連「えっと……ペッシさん、どうでしょうか?」


ぺ「きッ、決まりやした!(リーダーにはすげー申し訳ないけど……一度だけなら、いいっすよね?)」


連「では教えていただけますか?」


ぺ「っす! オレと……!」


連「はい」


ぺ「兄貴と!」


連「ぷ、プロシュートさんと?」


ぺ「(深く息を吸い)」













ぺ「三人でデートに行ってくだせえ!」


連「へ? 三人で、ですか?」


ぺ「う、うん! オレ! 兄貴の気持ちを応援してるんす!」


連「!」


ぺ「けど、名前にはリーダーという大切な恋人がいて! オレはリーダーもすげー尊敬してるから!」








ぺ「だから≪三人でなら≫って考えやした……!」


連「ペッシさん……」


ぺ「(ああああ、言っちまった……兄貴、怒ってねえといいなあ)」





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