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  『暗殺チームに入ったきっかけ』






ぺ「じゃあ、またお願いするよ」


連「はい! えっと……こちらは先程のご質問に近いものがあるかもしれないんですが」


ぺ「?」


連「『暗殺チームに入ったきっかけはありますか?また、どういう過去がありますか?』」


ぺ「きっかけは、兄貴との出逢いっす!」


連「プロシュートさんに助けていただいたん、ですよね?」


ペ「うん。その後、さっきも言った通り、≪弟分にしてほしい≫って兄貴に頼み込んだら次の瞬間殴り、蹴りされちまった(苦笑)」


連「(蹴りは聞いてないような)」


ペ「でも――」













ぺ「殴られても蹴られてもずっと付いてったら、兄貴が≪入団試験、受ける気はあんのか≫って切り出してくれて……!」


連「ふふ。それで入団して、暗殺チームに入ったんですね」


ぺ「っす! 試験は、正直死ぬかと思いやした……いや、ある意味矢が刺さって死にかけたんすけど、スタンドが発動したおかげで生きてやす」


連「よ、よかったです……(ホッ)」


ぺ「……」


連「? どうかしましたか?」


ぺ「…………オレ、兄貴と出逢うまで母親に勧められることばっかしてて、≪自分がしたいこと≫をちゃんと考えたことなくて」


ぺ「学校とかでいじめられたときも同じで、ほんと母親頼りのマンモーニでした」


ぺ「けど! それじゃダメだって思わせてくれたのは、兄貴だったんす!」


ぺ「だからプロシュートの兄ィには感謝してもしきれないんだ……!」


連「ペッシさん……」


ぺ「な……なんだか今頃恥ずかしくなってきちまったよ。兄貴、怒ってねえといいなあ」


連「大丈夫ですよ。ペッシさんの、プロシュートさんに対する感謝の気持ちは、プロシュートさんにしっかり伝わってます」


ぺ「そう、かな?(後頭部を掻きながら)」


連「はい(ふふ、可愛いなあ)」





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