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  『暗殺者以外の職業につくとしたら』






連「次はこちらです!」


ぺ「? ……あ! その本って」


連「(机の上に出しながら)はい。『もしも、暗殺者以外の職業につくとしたら、どんな仕事をしたいですか?』」


ぺ「職業か〜」


連「どうぞ、ペッシさん!」


ぺ「あ、ありがとう。聞いてはいたけど、結構分厚いんすね(パラパラと捲り)」


連「ふふ、そうですね」


ぺ「うーん」


連「(笑顔で見守り)」


ぺ「……やっぱり」


連「! 何か見つかりましたか?」


ぺ「いや、やっぱり迷っちまうなって(苦笑)」


連「なるほど……」


ぺ「う――――ん(そういえば、前に名前が≪好きなことに関係する職業から見るのはどうか≫って言ってたような)」














ぺ「あ!」


連「?」


ぺ「オレ、もうこの質問の答え決まってやした!」


連「え!? そうだったんですか!?」


ぺ「(大きく頷き)≪漁師≫になりたいっす!」


連「漁師さん……! ペッシさんにぴったりですね!」


ぺ「へへッ。オレ、いつか荒波の中漁に出て」


連「出て?」


ぺ「こんぐらいデッカいマグロを釣るのが夢なんす!(両手を精一杯広げつつ)」


連「わあ!(キラキラ)」









ぺ「って言ってたら、腹が減ってきちまったよ……」


連「わ、私もです……(恥ずかしそうに両手でお腹を押さえ)」





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