大好きな君へ。 | ナノ




人は、誰のために生きているのだろう。



幼い少女は穢れを知った。



彼女を慰めるのは一人のポケモンだった。






『どうしてみんないじわるするの?』


〈………〉



『辛いよ…助けて…っ』






ポケモンは何も言わない



少女はただ泣き続けた。







時は流れ、少女は成長した。



ポケモンは強くなった。





変化したことは、彼女の笑顔だった。




ポケモンは知っていた。


彼女は傷がいえてはいないと。




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