あの後？
パジャマのまま堂々と街を歩いて、飛行場へ向かいましたけど？それにパジャマの時はブラ着けない派だからノーブラですが。何か？
…というのは冗談DEATH☆
人の目に触れないように、屋根の上を走って行きましたまる
クルミは風になったのです…。千の風に…。
あ、ノーブラは本当DEATH☆
飛行場に着いたら、呼んでたゾル家専用の飛行船に乗って、やっと着替えて、優雅にティータイム。関係ないけど放課後ティータイムのファンです！
マチに頼んだ服はばっちり！全てマチ製とか豪華じゃね？
なんか、ハンター試験用だけにするのは勿体ない気がしてきた。いやでも、これは普段着れないわ。羞恥心がね…。
飛行船内でイルに電話して、ザバン市のカフェで一旦合流してから会場へ行く事になった。
電話する度に思うんだけど、家族で揃えてる携帯ダサくね？
紫色のた○ごっちみたいな形で、真ん中に六芒星。
小さいから持ち運びは楽だけども…。
ヒソカのスマホ型っぽい携帯見た時は凄く恥ずかしくなったんですよ…！スマホだらけの中にガラケーどころの恥ずかしさじゃねぇよ…！「携帯だよー！」とか言ってたま○っち見せてるようなもんだよ…！何気にスタイリッシュなヒソカが憎い…！
なんて、ぼーっとしながら、用意されてた毒入りのクッキーを食べてたら無事到着。いや、飛行船って何か不安なんだよね。だから誰か早く飛行機開発しろ下さい。
鞄を持って、唯一のクルミメイドのお面を装着して飛行船を降りる。
降りた所には乗ってた執事数人がずらりと並んで私の出待ち。私お偉いさんみたい…ってゾルディック家は伝説の暗殺一家とか言われてたね。そりゃ偉いわ。
「クルミお嬢様、行ってらっしゃいませ。お気をつけて」
「うん。帰りも連絡するから、よろしく」
飛行船を降りてから視線を感じる。いや、つけられてるとかじゃないよ？道行く人皆が振り返るからね。後、遠くから写メ撮られてるし。
おい、その写メお面外すだけで１億ジェニーの価値が付くんだぜ？大事にしな！
なんて思いながら待ち合わせの場所へ。
イルもギタラクルにもう変装してるんだよねぇ。
そんな所にこんな格好のやつが合流したらカオスだね。
あ！格好で思い出したけど、お面も装着して完璧な私を記念に写メるの忘れてた…！
合流したらイルに写メってもらおう。そんで、マチに送りつけよう。そうしよう。
「クルミこっち」
我が兄イルのイケメンボイスが聞こえた方に視線を向けると…うん、いつ見てもキモい。
そもそもイルは服ダサいんだよ。イケメンは何着てもイケメンだけど、今はやばいぞ！最強の呪文である《ただし、イケメンに限る》が使えないんだからな！
正直近付きたくなかったけど、『あれは変身解いたらただのイケメン』と自己暗示を掛けて、イルの正面に座る。
「お待たせ」
一応挨拶したら、挨拶は返さずカタカタ鳴りながら右手の人指し指を上に向けた。
こ、これは…
《１》俺とお前の間だから以心伝心だろ？
《２》鬼ごっこするやつ、この手にとーまれっ！
《３》１つ、良いことを教えてやろう。
さて、良い子の皆は分かるよね。
正解は
《４》凝して。
でしたー！
念使えない人には見えないからこの方法は結構便利。これテストに出るよ！ちゃんとノートに書いときなさい！
指示に従って凝して見ると
《それが変装？変なの》
え、お前にだけは言われたくねぇ。
なんて思いつつも、イルにそんな事言ったら何が飛んで刺さるか分からないから
「え、普通じゃない？」
と無難に返した。
実際、私の格好は普段は三つ編みにしてる髪をポニーテールに。
そして、カッターシャツにネクタイ、ミニスカにハイソックス、そしてローファー。という前世の世界の日本人なら誰でも知ってる学生服(メイド イン マチ)。
年齢は…24歳の私が着るのは完璧アウトな気…しかしない。それに、精神年齢とかも考え出したら…あっ…………。
イ、イルのダサい服に比べたら全然ましだよね！うん。
と、年齢はさておき、普通の格好をしている訳だが、何故こんなにも注目を集めているのか。
それは多分このラブリーなうさぎのお面のせいだと思われる。
《いや、普段と違う格好して、お面被ってるだけじゃ、変装とは言わないよっていう意味》
「なるほど。まあお面とられたらすぐ顔変形するから大丈夫」
《ふーん。それならいいけど。そういえば偽名は何だったっけ？》
「ウサちゃんマン」
2014/09/24
趣味全開です。反省はしてますが後悔はしてない。
ウサちゃんマンは俺様ティーチャーという私的オススメ漫画の登場キャラです！へたくそ絵でよければ、09/24のめもにアップしてるので参考にどうぞ。(めも→絵)
今回こんなに長かったのは、やっぱり原作沿いは原作買ってからにしようと思って…。い、１ヶ月以内には買ってる予定。
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