初釜だヨ!全員集合!
2012/01/22 22:23

どうも、Asterの文庫本のしおりの紐は結んでおかないとなんだか気になる方、神谷です。

今日は初釜に行って参りました。しかも高級料亭にて。緊張しまくりでした。 初釜は釜仕舞いより気合いを入れるようで、まずお濃い茶から始まりました。お濃い茶というのは抹茶のエスプレッソのようなものです。世間一般に「抹茶」と呼ばれ、私がしょっちゅう茶道ネタで「お茶」と呼んでいるものは「お薄」のことです。お薄は抹茶とお湯をかき混ぜ、泡立てているのでさらりとしていますね。対してお濃い茶は泡立てるのではなく、「練る」。口当たりはドロリとしています。私は初めて飲んだ時「すみません、お湯いただけますか」と心の中で思いました。それぐらい濃いのです。お濃い茶はお正月行事など特別な時にしか飲めない格式高いお茶なので、作法もお薄より複雑なのです。
久方ぶりすぎるお濃い茶、作法は忘却の彼方へ旅立っております。周りをキョロキョロ、総礼(お茶会において亭主から客全員にするもの、そして客全員が返すもの)のタイミングを見逃し、慌てて礼をする。ガッタガタでした。
でも茶道の基本原理は「みんなでお茶を楽しみましょう」なので、わからなければ隣の人に聞けばいいのです。ええ、遠慮なく聞きました。聞き倒しましたとも。 …すみません、来年はもうちょっときちんと覚えてきます。

参加者全員が飲み終え、お道具の拝見(使用したお茶碗などを客の間で回し、鑑賞すること)も終わり、私の足が限界に近づいたあたりで今度はお薄に。部屋を移動し、雰囲気を一転させます。卒業式レベルで静かなモードから、ご歓談モード。蓬莱饅頭うまー!

その後お昼を食べ、福引き大会へ。景品はすべてお茶道具です。
お茶碗当たれ!と念じたのですが、残念ながらハズレ。フクサ(漢字変換不可でした。お茶を点てる時、お道具を拭くもの)が当たりました。

充実した時間を過ごさせていただいたのですが、帰ったら背中が痛い。普段の猫背がこんな時に…




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