高校1年の頃、ある教科でずっとお世話になった先生が居て資格の事とか指導してもらった。授業では出来てたのにいざ試験ってなったら全然できなくて当然落ちてしまいました。その時は授業終わってから呼び出されて、此処で挫けず今回のと合わせて次は二つ受けなさい。貴方なら出来るって励ましてもらったりした。すごく熱心にしてくれて大好きな先生だった。けど2年になってすぐ先生が病気で長期休暇になってしまって。残念だなって思ったけどすぐ戻ってくるだろうなんて暢気に考えてて、あっという間にもうそろそろ3年生になるって頃まで過ぎてた。その頃には先生の事、忘れてた訳ではないけど意識してないっていうのかな。本当にそんな程度になっていたんだけど、ある日、遠征の帰りにバスに乗ってる時に夕方から夜に変わる様な時間帯だった。ふと、先生元気かなって思い出して。それまで全然考えて無かったのに、いきなり思い出して、早く戻って来ないかなって考えた。それで次の日、全校朝会で亡くなったっていうのを聞いてすごく吃驚した事があった。偶然だって言われたらそれまでなんだけど、本当に今考えても不思議だなって思う出来事です。教わったのはたった1年だったけどきっと何かしら繋がりがあったのかなって思っています。

書いてる途中でもう一個思い出した。私じゃなくておばあちゃんの話し。おばあちゃんの姪が亡くなった時、おばあちゃんは家に居て二階からガタガタッて音が聞こえたらしくて、見たけど何も無くて変だな〜程度に思ってたらしい。それで夕方訃報聞いて、あー、なら最後に教えに来てくれたのかな〜って寂しい笑顔で言ってたのがすごく印象に残ってます。

2015.09.04