私には6歳上の姉が居て、姉はもう絵がとっても上手だった。
国際コンクールとかに絵が出たりするような人で、芸工大とかに行く事も考えてた。結局止めたけど。だから物心付いた時から絵を描いてる姉を見てて自分も自然と絵を描くようになった。小学4年生くらいまで、絵が好きで好きで仕方なかった。けど、そのくらいになると段々自分の絵の下手さ加減が分かる、姉と言う存在があったから余計。私にはそれが起爆剤になることは無くて、絵を嫌いになるばかりでした。嗚呼、あと比べられるしね。
中学に入って、美術の先生が偶然姉が教わった先生と一緒というまた姉と比べられる環境だと若干嫌になっていたんですが、後々この先生には本当に感謝してもしきれないくらいお世話になりました。ゴミ捨て禁止とかの環境ポスターとかでたくさん指導してもらえたし、褒めてくれたのが嬉しくて。読書感想画とかコンクールの絵とかもいっぱい描かせてもらったなあ。色鉛筆と絵具を使って描いたのはすごく褒めてもらえて、飾ってもらったりした。本当、先生には感謝だなあ。上手くはならなかったけどとても好きになった。たまに絵を描くと先生を思い出します。

2015.07.10