Short novel | ナノ


※R18  




部屋に着くとレゴラスはアレゼルを早々に寝台へ寝かせ、服を脱がせた。部屋の小さな灯りの下映し出される白く美しい肌。レゴラスは唇を落とし、次々と花を咲かせていく。先程の口づけで敏感になっていたため同時に胸も弄られてアレゼルは秘所が疼いてくるのを感じていた。

「レゴラ……ス、私……」
「まだだよ」

 本当は自身も早く外に解放したいが、それではつまらない。

「私の服を脱がして、奉仕してくれたらアレゼルのここを弄ってあげる」

 長い指の先で触れれば、トロリとした液体がつく。周りの突起も膨らんでいてレゴラスの自身同様解放されるのを待っている状態だ。膣内ナカに入れたらきっと熱くて気持ち良いだろう。アレゼルは一瞬戸惑う様子を見せたが、体勢を変えてレゴラスに跨るとゆっくりとした手つきで恋人の服を脱がし始めた。
 前を止めている紐をほどいて下着まで脱がせるとレゴラスの逞しい胸板が現れ、移動して下衣を脱がすと眼前にゆるく勃ちあがった彼の自身が晒される。先っぽを舌で舐め、徐々に口に含むとゆっくり舌を這わせた。
 自身が固くなっていくのを感じながらレゴラスは熱い息を漏らした。口に入らない部分は手で扱かれ、粘着質な音が耳に残る。

「口の中、熱くて気持ちがいいよアレゼル・・・・・・」
「ほんふぉ?」
「っ! ああ」

 咥えたまま喋られ、ぞわりと快楽が骨の髄を伝っていく。レゴラスはアレゼルの頭を掴み喉の奥まで自身を咥えさせると腰を動かした。そして限界に達しようとした時、レゴラスアレゼルの自身を口から出して白濁を吐き出した。

「じゃあ、今度は私がアレゼルを気持ちよくする番だね」
「っあぁあああ!!」

 もう一度押し倒し、膨れ上がったそれを弾くとアレゼルが矯声を上げる。そして指の先を秘所に当て、つぷりつぷりとわざと音がするように入れていった。

「っん・・・・・・や、あ、あっ、あん、」
「まだ一本だよアレゼル」

 まだ全て入りきっていない内に二本目、三本目が入れられ肉壁を刺激される。奥の一番感じる場所をひっかいたり指の腹で押したりするが、決定的な刺激をレゴラスはなかなか与えようとしなかった。

「レゴラスッ・・・・・・、意地悪、しない、で・・・・・・っ!!も・・・・・・、いれ、」
「いれ?」
「っ入れて・・・!!」

 涙で潤んだ瞳で懇願されレゴラスはにやりと笑うと、再び勃ち上がった自身をアレゼルの膣内に入れた。あまり解かしきれていなかったのか、いつもより狭い。しかし肉壁はぎゅうぎゅうと締め付けてきていて奥へ奥へ誘導するように動き、レゴラスは一旦動きを止め、一気に突き上げた。

「っやあ、あああぁあ、ぁぁああ!!!!!!」
「きっ、つ・・・・・・。アレゼル、もう少し力抜いて」
「あっ、あ、や、あ、あ!」

 熱くまとわりついてくるような肉壁にレゴラスの自身は更に硬くなり始め、膣内を圧迫する。腰を打ち付けるたびにパンパンという乾いた音と自身が出し入れされる粘着質な音が部屋に響き、どんどん部屋に性の匂いが充満していく。 ぽたぽたと溢れる愛液もシーツにシミを作る。最後にぎゅう、と一層強く締め付けられレゴラスは吐精した。


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