ななどらエアオンリー、2日間とっても楽しかったです!
基本的に物事の考え方がおふざけ方向の人間なので、ピクスクでななどらオンリーが開催される……!?って思った時にまず最初に思い浮かんだのが、シンボルドラゴンアバターがピクスクの会場内を高速で走り回ったりスペースを徘徊したりする図でした。
私にもっとドット絵の心得があったらフロワロとか竜殺剣のアバターを作って会場を歩いてみたかったです。前者はスクショエリアにフロワロが咲いていたので特に……!
当日は自作のヤイバちゃんアバターで主に自分のスペースにたむろしていましたが、結局最後は配布されていたドラゴンアバターをお借りして会場を走り回りました。めちゃくちゃ楽しかったです……!素敵なアバターをありがとうございました!
そしてスペースにお立ち寄りくださった方、展示をご覧くださった方、新刊をお手に取ってくださった方、書き込みや感想をくださった方、皆さんほんとうにありがとうございました!頒布物ありの参加は初めてだったのでどうなるかな……とめちゃくちゃ緊張して、1冊もお嫁に行かなかったらどうしよう……と思っていたのですが、私が思っていたよりも注文があったのでとても嬉しかったです。がんばって書いて良かったな、と心の底から思いました。
2日目のエアスケブやワンドロ・ワンライでもたくさんの作品を見ることができて楽しかったです。
かっこいいヤイバちゃんがたくさん見られて最高でした……!(エアスケブでななどら3のサムライガールズをお願いしたのは私です)ありがとうございました!



以下は原稿の反省会会場です。

6月5日にケツ叩き用のサークル参加申し込みツイートがあり、9月20日に本文が終わったツイートがあるので、3カ月2週間ほどで短編10本(合計約36000字)を書いたことになります。
今回は栄光さんのノベルセットでの作成で、締め切りが8営業日前(今回のイベント合わせの場合9月28日)と早めではあったのですが、本文自体はそこそこ余裕をもって書き終えられました。
私が初めてななどら3をプレイしてから約3年間ずっと頭の中で温め続けていたお話たちにようやく日の目を見せてあげられる、と思うと嬉しくて、最終的には2日で1本書くくらい楽しく集中して書いていました。

でも本当に大変だったのはここからでした……
まず何より、お話を書き上げることを最優先にしていてそれぞれのお話のタイトルを考えていませんでした。元から決まっているものもあるにはあったのですが、このタイトルを考えるのに思ったより時間を費やしてしまい、それぞれの短編を書き上げた直後にタイトルを考えなければならなかった、と深く反省しました。

そしてWordのページ設定。余白と行間をことあるごとに変に調整し続けた結果、短編(ページ)が切り替わる位置がおかしくなったり、奥付が偶数ページに来なくなってあとがきページを調整しなければならなくなったりして大変だった(特に後者が大変でした。あとがき2ページか4ページの差はページ数的にもあとがきに書く内容的にも大きいです)ので、ある程度の文量が書けた時点でWordに突っ込んであらかじめ余白や行間がどのようになるか決めておくのがよいと思いました。
ただ、しっかり調整したつもりでも実際に本になったものを読んでみてやっと、もっと余白があってもよかったな、とか、奇数ページの短編タイトル(ヘッダー)のフォントサイズもっと小さくてもよかったな、とか思ったので、なかなか難しいところです。でも私の場合はこれが初めての本だったので、これも勉強だ、と割り切ることにしました。

そこから中表紙・目次・注意書きページ・あとがきページ・奥付をなんとか作り終えて、表紙・カバーは素材をお借りしてパパッと作って、さて入稿前の最終確認だ、とデータをよく見たところ、
本文開始(3ページ目)が右ページになってる……!?
とめちゃくちゃヤバいことに気が付きました。これが締め切り日3日前。慌ててWordの設定をいじりまくるも自分で解決できず、Wordの設定もテンプレートをお借りする事態になり、結局締め切り日の入稿になってしまいました。本文早めに書き上げられてなかったらどうなっていたか……。

そんなこんなでなんとか入稿を終え、後は原稿確認完了の連絡を待つだけ……とそわそわしながら待つこと2日、1通のメールが届きました。
「再入稿のお問……」
叫びました。これだけで何かあったと分かる件名。慌てて開き内容を読むと、カバー原稿が折り返し部分のない表紙サイズで作成されているとのこと。
そりゃ再入稿のお問い合わせ来るよ……。
本文も表紙も背幅もサイズの規定があれだけ細かく厳格にあって、カバーだけ適当でいい、なんてことはないですもんね。メールが届いた日がちょうど午前勤務だったので午後慌てて直して再入稿しました。

さて、またちょっとした問題がここで。こちらをご覧ください。

おわかりいただけるだろうか……。
カバーの背幅計算は本のものと若干異なっていて少し広めにとる必要があり、元はカバーも本も同じ背幅で作っていたので、カバー原稿は背幅を計算し直して新しく作成しなければならず、その際タイトルを「こんな感じだったよね?」と適当に入れてしまったためにタイトルのフォントサイズと位置が本とカバーで若干ずれてしまっています。言われなきゃ分からんか……
慌てていたというのもあるんですが、もっとちゃんと見比べるとか、どうせなら表紙も再入稿するとかすればよかったな、と今になっては思います。これもまた勉強ということで……。

ともあれこれで入稿は終わり、確認のメールが来た2日後には発送され、その翌日にはもう届き、1つ前の記事の語彙消失の叫びになるわけです。ゴタゴタ続きだったけど無事に発行できて本当に良かったです。
そして自分で本を出してみて初めて、ツイッターの本出されてるフォロワーさんたちが本出したいってしょっちゅう言ってる理由がよく分かりました。自分の書いたものが手に取れる形になってるの、めちゃくちゃ嬉しいんですよね……。
私もちょうど今原稿中なので(初めての同人誌作りの反省点をいろいろ思い出して肝が冷えたけど)またこの喜びを味わえるようにがんばります!


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