願い願われ幾星霜

折れない翼を欲しがる子ども
例えば君の名を呼ぶ全ての声が
指先から温かくなる魔法
春を散らす花
ひとり束ねた夜を抱えて
いつか知り得る温もりの名
僕ら余りに似すぎていたからあの日鏡を割ったのだ


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