特別な日の解釈
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宍戸とがっくんとババ抜きをした。もちろん罰ゲーム付きで。私は宍戸が長太郎にもうお前とダブルスは止めると言うのとがっくんには1週間納豆禁止令というものを出した。ぶっちゃけ長太郎の泣きそうな顔が見たかったので、ノリノリで参加したのだが負けてしまった。勝者はがっくんで跡部に告白という私からしたらこの世で一番したくない罰ゲームに当たってしまった。
がっくんはわかっていて言って来たこの罰ゲーム。がっくんは私が嫌がってるのを見て宍戸と爆笑をしていた。なんと悪趣味な。人の事言えないけど。拒否はしたけどがっくんはご丁寧なことに跡部を体育館裏に呼び出してくれたらしい。
行かなくてもいいかなと思ったらこれまたご丁寧な事にニヤニヤした顔のがっくんが私を体育館裏まで連れて行ってくれた。チラッと覗くと本当にそこに跡部はいた。
「ねぇ、がっくん。私ホントに行かなきゃダメ?」
「あたり前だろ。ほら行けよ」
ポンッと背中を押されて反動で前に出てしまった。そして跡部に見つかった。岳人に言われてここに来たんだがお前知らないか? と聞かれた。後ろでニヤニヤしている方の事ですか? と言いたいけど言えるはずもなく。こうなったら女は度胸だ。
「実は私が跡部に用がありまして」
「はぁ? 何だ?」
この態度がムカつく。あぁ、早く言ってしまおう。
「跡部が好き……です」
「……お前がか?」
「嘘だバーカ!」
跡部が笑った。なぜだ。私変な事でも言ったか?
「そうか。俺の事が好き……とは。意外な事もあるんだな。覚悟しとけよ」
そう言って去って行った。私はその場でポカーン。近づいて来たがっくんと首を捻った。
特別な日の解釈
(今日はエイプリルフール。)
(好き=嫌い=“嘘だバーカ”=好き)
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都合良く解釈するあほべ。putiのまとわりついてくる話につながってます。頭の回転が良くてめんどくさい事になったwみたいな。でも跡部はこういう性格の子普通に好きだと思う。
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