休息だって必要だ
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「景吾」
「ん? 何だ?」
「ここってこうでいいんだっけ?」
「あぁ。後そっちの終わったからよろしくな」
「はーい」
生徒会室で忙しく仕事をしている2人。会長の跡部景吾と副会長の美鈴うい。跡部は中等部の時は副会長は採用していなかった。そんな跡部が高等部に入って唯一認めた副会長が美鈴ういだった。多分跡部お得意のインサイトだったのだろう。
「はい。コーヒー。砂糖1つで良かったよね?」
「あぁ」
「こっちは終わったから、景吾頑張ってね」
「帰るのか?」
「ううん。終わるまで待ってる。だってこの後予定ないんでしょ?」
ソファーに座っている美鈴は可愛らしく首を傾げた。跡部の顔が少し赤いのは気のせいなのだろうか。
「久しぶりに部活も休みだしな。今日は自主練もしないしな」
休息だって必要だ
(どこ行こうかなー)
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付き合ってません。親友みたいな感じで仲がいいみたいな。跡部はヒロインちゃんに振り回されているであろう。
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