鷹とじゃれる

ドフラミンゴさん家の飼い猫は今日もご主人様を無視して、お客様とじゃれています。
お客様も飼い猫目当てなそんな話し。

机の上はケーキを食べ終わった皿や少し冷め始めている紅茶。そして、ソファーで戯れているウイと鷹の目。

鰐野郎が来たのが1週間前。今日は鷹の目がケーキを手にウイに会いに来た。箱を開けてみると中にはウイの好きなケーキばかり。案の定目を輝かせて皿やフォークを準備している。

「最近出来たケーキ屋のだ。ウイ、ケーキ好きだったろう」

鰐野郎といい、この鷹の目といい、七武海これでいいのか。目の前のテーブルではウイがケーキを皿にうつしかえている。

「私モンブラン食べる! ミホークさんは何がいい?」
「俺はいらない」

じゃあ、ミルフィーユもらっちゃおーとご機嫌な様子。俺の前にはショートケーキが出てきた。ウイはちゃんと俺の好きなものを把握している。それだけで嬉しいもんだから相当ウイに惚れてると自分でも呆れる。ケーキを皿にうつし終えたウイは紅茶をいれ始めた。

「ミホークさんは紅茶ストレートでいいですか?」
「ああ」


少しは俺にも構って
(鷹の目が小娘にデレデレな姿を世界に流してやろうか)



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