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unofficial site 砂の船 - Z×S -

オマケ(2) [11.5.1.拍手より移動]


Z:俺は予想以上の大満足だ。
S:あったりめーだ、バーカ、誰を抱いたと思ってやがる。
  えーと、『2人の身長差は?』
S:俺の方がちっとデカイかな。
Z:まだ伸びてるから、そのうち追い抜く。
S:え? マジ?
Z:おう。今年も3センチ伸びたし。
S:抜かれるの、何か腹たつな。次。
  『どっちが甘えた?』
  俺はどっぷり甘えるぞ。
Z:甘えるって、よく分からねえ。
S:てめえの場合は、俺に我が侭言ってりゃいいってこった。
Z:そうか?
S:おう。
  ……これも答え様がねえか。『今まで経験した、燃えるシチュは?』
Z:まだここでしかしてねえからな。
S:そうだな。
  これもなあ。『学ラン、ブレザー、どっち着せたい?』
S:私服よりも学ラン姿の方を見てる気がする。
Z:そんなことねえだろ。てめえのスーツ姿も見慣れてるからなあ。あ、でも、学ランに似合わなそうだな。
S:あー、それはそうかもしれねえ。それならセーラー服の方が似合いそうだな、俺。
Z:着るか?
S:着せたいか?
Z:……。
S:考えんなよ、アホ! ったく。
  『もし相手が女のコになってしまったら?』
  ……重量級格闘技選手だな。
Z:いや、そういうことを聞いているわけじゃねえだろ。
S:分かってるって。その時こそ心置きなく可愛がってやれるのになあ。
Z:なんか変態臭えな。
S:そんなわけあるかよ。普段の俺様がどれだけレディを敬い尽くしていると思う?
Z:……ああいう扱いを受けんのか。
S:おう。
Z:微妙だな。
S:何でだよ。
Z:分からなくていい。俺は別に今と何にも変わらねえんじゃねえかと思う。面倒が減るくらいじゃねえか?
S:面倒?
Z:周りがな。
S:そりゃそうだな。
  『自分はやきもちやきな方だと思う?』
S:どうだろう。あんまり妬いたりした経験はねえなあ。
Z:俺もそうだな。っつうか妬いた記憶がねえ。
S:これからは嫉妬しまくりだな、俺様に言い寄るレディに♪ あ、思い出した! 妬いたぞ! てめえ、弟だからって、ロビンちゃんにチューされてた!!
Z:……それかよ。
S:くそ、毬藻のくせに、なんて羨ましい!
Z:……。
S:何だよ。Z:何でもねえ。次は?
S:『相手の過去に嫉妬したりする?』
  嫉妬できる相手が皆無らしい。
Z:そもそも過去を知らねえ。
S:いや、知らねえから嫉妬するんじゃねえ?
Z:その年で1人や2人、過去がいない方がびっくりだろ。
S:そりゃあまあな。
  『ケンカしたことある?あるなら、その原因は?』
  喧嘩は……ねえか。
Z:ねえな。
S:言い合い程度で、喧嘩ってもんでもねえからなあ。
  『2人の力関係は?』
  これもまた、何とも言い難えな。
Z:まだまだ俺の方が下だ。ガキの俺には何の力もねえからな。
S:そういうことじゃねえ。それを言うなら俺の方が下だろ。
Z:何でだ?
S:分からなくていい。次、次。
  『相手からされたことで、一番キュンとしたのはどんなこと?』
  キュンって。
Z:初めて髪を触ってこられた時。
S:へっ?
Z:何だよ。
S:いや、そうなんだ……。俺は何だろう。相手からされたこと、か。……やっぱりケーキかな、一番は。
Z:そうか。
S:あ、でも昨日の告白もだな。
Z:……もういい。
S:照れると可愛いな、お前。
Z:うるせえ。次!
S:はいはい。
  『愛の言葉は直球?変化球?』
  どっちも自由自在に使いこなせてこそ愛の僕たる所以!!
Z:アホだ。
S:あ?
Z:いや。俺は直球かな。
S:お前に変化球は無理だろうな。
  『身体の相性は良いと思う?』
  そりゃ当然。
Z:相性なんてあるもんなのか?
S:愛があれば、相性抜群なもんだ♪
Z:……まあ何でもいいか。
S:俺しか知らないまんまでいいってこった。
  次は、『あなたはS?M?』
S:俺はMではないな。痛えの好きじゃねえし。
Z:俺もだな。………………Sかもしんねえ。
S:何だ、その間は。
Z:いや、別に。
S:その流れでこの質問は嫌だな。『相手はS?M?』
Z:Sじゃねえな。むしろM。
S:なわけねえっ!!
Z:昨夜だって……
S:次いくぞ、次っ!!
  『好きな体位は?』
Z:好きも何も、選べるほどしてねえ。
S:抱くんなら正常位で抱きてえな。
Z:だから、抱かれねえって。
S:あ、こっちの答えだったか?『未経験だけど、やってみたい体位は?』
  んー、騎乗位。


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