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 少しではありますが、お礼としてZSの会話を3種類掲載しています。
 お楽しみいただければ幸いです♪


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talk……12.醜聞―シュウブン―

2年前の手配書を前に。



S:なあ。
Z:ん?
S:これ、作り直されるよな。
Z:ああ、手配書か。どうだろうな。大差ねえだろ。S:全然違えだろ。テメエ、片目ねえじゃねえか。
Z:違えなら、尚更そのままの方が楽でいいじゃねえか。わざわざ教えてやらなくていいだろ。
S:いや、やっぱり直すべきだろ。偽物も出るくれえなんだ。
Z:偽物?
S:チョッパーとルフィが騙されたって。
Z:……へえ。まあ、程度が知れるが、それぐらいの方がそれこそいいんじゃねえのか?
S:よくねえ!!
Z:何が。
S:あんなとんでもない手配書を真似てこの俺様になりきる奴らがいるんだぞ!!
Z:………………。
S:あんなのをこの俺と、俺だと言って世間を歩いてやがるんだぞ!! 世界中のレディがあれを俺だと信じちまってるんだぞ!! うがー−−−−−っ!!
Z:別に S:あんなもんだって言いやがったら、ウソップにあのマスクを作らせて、テメエとヤる時はそれ被るぞ。
Z:………………。
S:あれは俺様と似ても似つかねえ。だよな?
Z:おう。
S:よし。最初から素直に頷け。でもよ、新しいのもこの調子で作られちまったら……あ、そうだ、こっちから写真を送ってやればいいんじゃねえの?
Z:は?
S:俺の魅力たっぷりの、世界中のレディの為のブロマイド!
Z:アホか。S:ははーん、妬いてんな。
Z:あ?
S:俺の手配書にレディが虜になっちまって、テメエより俺様の方がいい男でモテまくりだっていう事実を認めたくねえわけだ。未来の大剣豪は、心が狭くて素直じゃねえなあ。
Z:……じゃあ、俺が撮ってやる。
S:テメエが?
Z:女共が喜ぶようなイイ写真だろ?
S:俺のこのレディへの溢れんばかりのフェロモンを写しきれんのかよ。
Z:………………ああ、溢れんばかりどころかだだ漏れかっていう写真を撮ってやるよ。女共がこぞって白旗揚げるようなやつをよ。
S:ほ〜う。
Z:ウソップにカメラ借りてくるから、先ジムに行っとけ。
S:へ〜、マジかよ。
Z:自信がねえならやめてもいいぜ。
S:はあ? テメエこそ、やっぱり無理でしたーとか言うんじゃねえのかよ。せいぜい格好良いのを撮ってもらおうじゃねえか。
Z:逃げんなよ。
S:テメエがな。お手並み拝見。
Z:ふん。


 ……新しい写真は、果たして採用できるのか(笑)。

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