*ハートのバレッタ*





S組は全員同い年だけどその中での生まれた順番ってどうなんだろうって考えてて、早い順に

キャロライン→テラコッタ→クレオス→リリアン→スピリット→チェリオ

かな?
チェリオの誕生日は死者の日の11月2日がいいかなと思っていて、一年の終盤だしちょうど良さそうだなと
チェリオは一応S組のリーダーやってるけど、見た目や音楽的なスペックが際立ってて人の記憶に残りやすそうだからバンドのリーダーやってるのをそのまま持ってきたようなかんじなのでリーダーシップや頼もしさを買われて…ということはなく、むしろリーダーが危なっかしいからこそメンバーの団結力が高まる的な…身体的にも精神的にもタフで行動力はずば抜けてるけどすぐ思い付きで動く17歳児
なので実質的にリーダーらしい役割を果たしてるのはたぶんテラコッタあたりだと思います(*´ω`*)

チェリオは言葉や表情なんかで取り繕えない人の「魂」をある程度感じ取れる性質なので、誰に対しても友好的だし友達作りは上手だけど恋愛とか、誰か特定の人と特別深い仲になるっていうことに対してはどこか…一歩引いて考えてる部分があったのではないかなぁと、メリルに出会うまでは
メリルからは四六時中窒息しそうなくらいチェリオのことが大好き!っていう魂の叫びを向けられてるので気持ちを疑ったりする暇もないというか…。
そんなチェリオを見て幼馴染みたちの中でも特に距離の近いキャロラインなんかは「今まで浮いた話もそういう予感もなかったチェリオが一人の女子に心を持っていかれてるのは感慨深いものがある」みたいに後方腕組みお姉ちゃん面してるしメリルにパン屋の嫁()としての諸々を叩き込んでる(^ω^)
メリルが「チェリオのお嫁さんになるために頑張ったのよ!どうかしら?」って作ったサンドウィッチ的なもの(入れたはずのない蛍光カラーの具材が入ってたり積んだ具材が崩れて上のパンが吹っ飛んでたりするカタストロフィな出来)もチェリオは苦笑いしつつ責任を持って全部食べてそう、丈夫な体でよかった

以前も書いたようにチェリオは作詞作曲についてはスピリットに全幅の信頼を置いていて自分にはそこの才能はないっていう自覚はあるんだけど、いつかメリルだけに向けたラブソングを自分一人で一から作って完成させたいっていう目標を持つといいなって…(*´∀`*)
まだまだ先のことになりそうだけどメリルの封印を解いた祠の前でその歌を贈るのがチェリオのプロポーズかな…!

「チェリオったら、なんて情熱的な歌なの…!?聴いたことがない歌だけど、スピリットの新作?素敵だけど、こんな歌を聴かされたら世界中のみんながチェリオのことを好きになってしまうじゃない…!そんなことになったら全員マグマで焼き払ってやらないと…」
「…気に入ってくれた?この歌、メリルちゃんだけに聴いてほしくて俺が作ったんだ。スピリットくんみたいに上手くは作れてないかもしれないけど…やっぱりスピリットくんは凄いよね。でも、メリルちゃんが喜んでくれたならよかった……めっちゃ緊張した……」
「……チェリオが?わたしの、わたしのためだけに、この歌を?」
「出会った時からずっとメリルちゃんがそうしてくれたように、俺もこの命…、魂が続く限り全身全霊で『大好き』を伝えていくから…。
メリルちゃん、これからも俺とずっと一緒にいてくれる?」

23/11/29