このまま授業うけてね?4




「ふっ……ぅ…ッ」

緩く振動を続けるナカの物に翻弄されること30分。
授業はまだ15分続くのに、俺はもうどうしようもなくなっていた。

幸い席は1番後ろの窓際だし隣は亮介なので、他のやつらには気づかれていない。と思いたい。
亮介はというと、相変わらず表情は全く変えずに授業をうけながら、ポケットにあるリモコンをいじり続けている。
ずっと弱く振動し続けていたと思えば急に強くなり、イきそうになるとまた弱まる。

ちなみに授業が始まる前に

『俺優しいからゴム付けてあげたけど、こんな玩具でイったら…分かってるよね?』

と微笑みながら言われた。

「………ッ!」

また振動が強くなり、ビクッと背中が跳ねる。
口を手で押さえて顔を伏せ、その振動をなんとかしようと腰を揺らすが無意味に近い。
ゴムとズボンに締め付けられている前もビクビクと震えて、限界を訴えてる。
もう無理だと亮介の方に視線を送ると、がっちり目が合った。

やめてくれと目で必死に訴えるが亮介はクスっと笑い、舌を出して口の中で舐めるように動かした。

「………ッ!!」

その途端ゾクゾクと快感が背中を走った。
それを見計らったように一気に振動も強くされる。

―もう、イくッ…!

しかし授業前に言われた言葉を思い出し必死に堪える。
後で何をされるか分からない。
前を押さえながら少しでも熱を冷まそうと考えるが、もう頭が回らない。
とりあえず制服のボタンを開けてパタパタあおいでいると、なぜか亮介は目を細め睨んできた。
それと同時に振動を更に強くされ、俺のナカのイイところをぐりぐりと刺激する。

「ッ!…ん、んんッ!ッ!!」

やばいっと思い顔を伏せて口を腕に押し付けた瞬間、俺はゴムの中に熱を吐き出した。

「ッは…はぁ……は…」

声は何とか抑えたが、ビクビクと身体が跳ねるのは堪えられない。

周りにはバレてないだろうか。
振動も弱められ少し落ち着き、そんな心配をしながら顔を上げる。
まだイった余韻に震えながら亮介に目をやると、もう俺の方は全く見ておらず、平然と授業をうけていた。

「はぁ……」

熱のこもったため息を吐くのと同時に、授業の終わりを告げるチャイムが鳴り響いた。















その後、亮介に散々いじめられたのは言うまでもない。



‐END‐

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