このまま授業うけてね?3

 
「ッはぁ…は…」

やっと口を離してもらえた頃には、すっかり力が抜けてしまっていた。
気づいたら亮介のシャツがしわになるくらい掴んでいることに気づいて、慌てて手を離す。
口の周りもベタベタなことに気づき、袖でごしごし拭う。

亮介はというと普段と全く変わらない顔で、なにやらポケットをゴソゴソと探っていて。
そしてポケットから出てきたのは

「持って来てんのかよ!」

予想通りリモコン式のバイブだった。

「当然。早く使いたくて仕方ないのに」

そう言いながら嫌らしくバイブに舌を這わせている。

「ふざけんなよ、絶対…んん!」

また抱きしめてきたと思ったら激しく口付けられる。

「んぅ…ぅ…」

キスに翻弄されているとベルトを緩められ、手が下着の中に入ってきた。

「んぁッ!」

いきなり後ろに指を突き入れられ、思わず口を離して恥ずかしい声が漏れる。
普段からこいつに散々弄られているので痛みは無いが、やっぱり慣れない。

「はぁ…ぁ…ッく…」

すぐに指が2本に増やされ、俺のイイところばっかり刺激される。
好き放題弄られ、俺の前はもう完全に勃っていた。
さっきからずっと亮介にしがみついてしまっているので、絶対バレていると思う。

「はぁ…りょ……」

「えっろい顔」

クスっと笑いながら言われ、ますます顔が熱くなる。
と、突然後ろに異物が押し込まれる感じがした。

「ぅ…んんっ…」

指とは違う、冷たくてつるつるしている物。
おそらくさっきのバイブだろう。
そんなに大きい物ではないため簡単に飲み込んでいき俺のナカにおさまった。

「出せよ…コレ…」

「俺の気がすんだらね」

「っざけんな…ぁあッ!」

突然ナカで振動を感じ、思いっきり声を上げてしまった。

「よし、ちゃんと動くな」

満足気に頷きながら勃っている俺のアソコにゴムを付ける。

「なにッこれ…!」

「ん?授業中にイっちゃっってもバレないように」

「な…!?」

「このまま授業うけてね?」


悪魔はにっこりと微笑んだ。


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