自力まとめ35 カナエは活字を見るのが好き   2013/06/19 20:29

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安積
オミ「今見てる本を音読してくれる?」
カナエ「…は…すると、を、上げた。に、して…りを…」
タマキ「本当に活字を眺めてただけ!?」
オミ「ほらね(ばくしょう)」

某AKBさん
カナエ「ちっ、違うよタマキ君。俺、報告書もちゃんと漢字使って出してるでしょっ」

安積
アラタ「あれって、暗号解読の訓練じゃなかったんだ?」

某AKBさん
カナエ「あっ、ちょっ、えっ!?ああアラタっっ」

安積
アラタ「いつも隊長に『解読を頼む』って渡されてるけど…違ったんだね」
カゲミツ「正しくは『清書を頼む』だな」
オミ「悪いね、アラタ。かつての上司として謝罪するよ」

某AKBさん
カナエ「ちょっちょっと待って。本当に俺、漢字書けないし読めない事になってない!?字が下手な事は認めてるけど、書けるし読めるよ!」

安積
オミ「今読んでる本、次のページ読み上げてくれる?」
カナエ「……スイミーはおよいだ、くらい海のそこを。こわかった。さびしかった」
タマキ「だよな!読めるよな!」
オミ「殆ど平仮名だけど……」

某AKBさん
カナエ「そうだよタマキ君!俺が漢字読めるって信じてくれたよねっ。あぁ、良かったぁ」
オミ「だったら、今度はこの文章読んでくれる?」
カナエ「え」

安積
カナエ「……」
オミ「どうしたの?漢検5級程度だよ?ちなみにヒサヤは4級だよ」
アラタ「4級って微妙だね」
カナエ「…タマキ君っ皆が意地悪するよ!」
タマキ「…漢字ドリルと習字一緒にやろうな」
カナエ「タマキ君っ(キュン)」

某AKBさん
かくしてJ部隊の漢字レベルが急激に上がったのであった。めでたしめでたし!




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