「……利虎?ちゃんと私を見てください」

「……っ、…」


甘い甘い、優しく蕩けるような声音で
私の頬を撫で付けるくせに、ぐぐぐっとナカを押し上げる力は容赦無い


必死に声を堪えながら見上げると優しい笑みを浮かべる來兎様と目がって、手を伸ばせばしっかりと抱き締められた


「そう、声を出しては皆が起きちゃいますからね」

「ふ……っ、」

「しー、ですよ?」



優しいのにちょっと意地悪で、欲情を堪え真っ赤になりながら睨みあげると「可愛くてたまりません」とさらに激しく体を揺さぶられる。來兎様はもう私の体を熟知しているから、奥の弱いところを集中的に突かれて


目の前がチカチカしてあまりの激しさに声が出そうになる。

駄目、ダメダメっ……!!


「利虎も、子供達も本当に可愛くて……」

「んっ、んっ、んー!!」



声を堪えても、彼の精液と私の愛液が混ざったものが大きな音をあげた


「僕は凄く幸せです。でもね、もっともっと幸せが欲しくなるんです」

「だ、っっっ!!!!!!!」





そして、私の大好きな來兎様にイかされながら





「だから、もう少し子供作りましょうか?」




今日も夜がふけるまで優しく甘く愛された









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