アクション結果
1位:161票 抱っこする
2位: 63票 なでる
3位: 47票 おべんきょう
4位: 46票 あそぶ
5位: 16票 観察する
6位: 2票 しかる












「……お前は、考えてることがわかりやすいね」

「夕霧だいすき!!」


あぐらをかく夕霧の膝の中に向かい合う形で座り、お腹に手をついて見上げると困った風に笑う夕霧に頭を撫で撫でされた
嬉しくて嬉しくて

立ち上がってその手を掴まえてすりすりすると破顔した夕霧にほっぺたを撫でられる


「私ね、夕霧がだいすきなの。だからもっともっと夕霧が喜ぶことしたいんだけど、何か私で力になれること無い?」


サイズはちっさくても
夕霧をしあわせにしてあげたい気持ちは人一倍だ
夕霧にはいつもニコニコしてて欲しい。もうしてるけど、もっともっと幸せになってほしい!!

「私は現状で満足しとるよ。お前は余計な気を回さずにそのままお好きにし」

「私じゃ、なんにも出来ない…?」


もしかしたら、私は役立たず?
そんなのたまごの風上にもおけない
夕霧を幸せにしてあげられなかったら、私はここにいる意味がない

私、ここから出ていかなきゃならないのかな……
そんなことを思い、でもそれは嫌で嫌で
夕霧から離れたくなくて目をつむりぎゅーっと夕霧の手に抱き着いた


「泣くでないよ。ならば逆に問うがお前は私と居て不満があるのかい?幸せじゃ無いのかい?」

「いっぱいいっぱい、いーっぱい幸せだよ!!夕霧大好きだもん。だからお役にたちたいの」

くいっと頭をあげられて
つられるままに目を開けると、すんごく優しく笑ってる夕霧がいた
あまりに綺麗な笑顔でぽぅっとしてるとほっぺたを撫でられて、それがまた凄くきもちいい


「私もお前と同じ気持ちだよ。りりが隣にある“今”が幸せで、とりあえずはこれ以上の幸せなんぞ見つけようも無い。だからお前はそのまま私の側に居なさい。良いね?」

「─────っ、うん!!わかった夕霧、だいすき!!」



大きな大きな夕霧に抱きついて
そのままべったりとひっついたまま仲良くお話をする





私と同じくらい、夕霧も幸せだったらいいのになぁ




凄く安心する彼の腕の中でそんなことを思った










らぶ×2えっぐ

過保護によりべったり甘えるがんばり屋さんエンド






出演
かごめうた:夕霧、りり


「夕霧ー」

「……お前は、掌サイズでもいつものサイズでも何ら変わり無いね」

「そうかな?でも大きい方がいろいろお手伝い出来るよ?」

「その分私が面倒を見る手間が増えるがね」

「……ごめんなさぁい」

「……お前がらみの面倒なら喜んで引き受けるさ。さぁ、一緒にご飯を食べようか」

「うんっ!!」

「今日は芋の煮付けだそうだよ。好きだろう?たくさん食べさせてやろうね」

「夕霧が食べさせてくれるならなんだって大好きになるよ」





「……嬉しいことを言ってくれるね」





「だって私、夕霧が大好きなんだもん!」




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -