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幸せだった
貴方に出逢えて
貴方と夫婦になれて
なのに、何故こんなことになっているのかしら?
ザシュ、ザシュ、
(いやああ!!やめて、やめっ!!)
「あはははー、人間の肉ってきっもちいー!!」
私の意に反して自由にならない身体
泣きたくても止めたくても止まらない笑う身体
何度も何度も、鎌を降り下ろす相手は
(五郎さ、五郎さんが死んじゃう!!)
「はい、とっどめー!!」
ざくっ、と
愛する夫の頭に鎌が突き刺さり
(いやあああああああああああ!!!!!)
そこでようやく私の意識は途切れた。
なんでこんなことになったかなんて、わからない
だって私は、
目が覚めると既に誰かが操る私の身体で五郎さんを刺していたんだから
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