オマケ

オマケ



「なァ、ベック」

「なんだ?」

「俺が王子様になれると思うか?」

「無理だな」

「即答!!」

「なら、なれると思うのか?」

「無理!」

「だろうな」

シャンクスはベックマンの言葉にため息をついた。

「お頭!これは?」

「なんだ?」

ルゥから受け取った紙を見る。“お姫様の休日を”

「お頭に王子様を求めるって事はお姫様になりたいんだろ?」

「っ!!お前頭良いな!」

シャンクスは驚いてルゥを見た。

「ほら!ならこれだ!」

ヤソップがもうひとつのチラシを見せる。

「ナイトZOO……。よし!」

シャンクスは立ち上がった。

「お頭?どこへ」

「俺!予約してくる!!!」

シャンクスはそれだけ言い残し、自分の会社を後にした。

「……ありゃ、本気で惚れてるなー」

「そりゃそうだろな」

「ほら、仕方ねェから頭の尻拭いするぞ」

「「おー!」」

使える幹部達は仕事をする為にデスクへ戻った。

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