エピローグ

「じゃあ、お前ら卒業したら結婚するのか」

ローは前に座るエースを見る。

「あァ!式には呼んでやるからよ!」

エースはニヤニヤと締まりの無い顔をする。

「なら、その前に手、出しとくか」

ローはふむと頷いた。

「あァ?!」

エースは不機嫌そうにローを睨み付ける。

「処女に手ェ出すのはって躊躇してたが、その心配も無さそうだしな」

ニヤリとローが笑う。

「は?ふざけんな!!!」

「どうする?俺のが良いって言ったら」

「俺のがイイに決まってんだろ?!」

ローの安っぽい挑発にエースは本気で唸る。

「うるせェんだよ!!勉強できねーだろ?!」

赤い髪を逆立てた人相の悪い男が怒鳴る。

「キッド!お前、その容姿でがり勉とか止めろよな」

エースがげんなりとキッドを見る。

「キモイ」

「怖い」

「変」

ロー、シャチ、ペンギンが声を出す。

「違いない」

キッドの親友キラーまで頷いた。

「テメェら!!!ふざけんじゃねー!!!!」

キッドが怒り狂い2人掛けの机を軽々持ち上げる。

「ギャー!!チューリップが怒ったー!!!」

シャチが叫ぶ。

「うっせぇ!!!!」

今日も騒がしいエースと仲間達でありました。







きっと君となら


優しい時間を共に過ごせる


他の誰でもない


君と





.




***









これにて「優しい時間」終了でございます!!

ここまでお付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました!!!

「幸せの時間」を書く前から「優しい時間」は視野に入っていたので、「幸せの時間」は原作の2年前スタートになりました。

そして、本当は彼を出したは、ドフラミンゴをラスボスにする予定だったからです。

でも、途中で「ドフラミンゴ出すとヒロインちゃん死にそう!ってか、勝てる気しない!!!それに、長編になる……」と、思い、この様な感じになりました。
あくまで、中編にしたかったので。

エースにもその後の時間を5話ほど用意しています。
小ネタ的な短い話ですが、もう少しお付き合いをください。



さて、ここで、ひとつ。

もうひとつ「時間シリーズ」用意しています。
お相手は最後に少しだけ活躍しきれなかったあの人(笑)
そう、不死鳥さんです。

本当は鷹の目にしたかったんですけどね(笑)

不死鳥さんが一番話し的には一番短いです。

えー、どうなんでしょう?需要あるんですかね?

まぁ、良いや(笑)



感想などお待ちしております!!



○○様!
ここまで読んでいただき、まことにありがとうございました!!!

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