09ー2
はたけカカシ。
5才で下忍、6才で中忍になった。
12才で上忍になり、写輪眼を受け継ぐ。
類いまれなるセンスの持ち主で、うちは一族でも無い彼が写輪眼を使いこなし「コピー忍者、写輪眼のカカシ」として里の内外共に勇名な忍へとなった。
そんな彼は大切な人がいなかった。
いや、作ろうとしなかった。
幼い時に母親を、そして父親は自殺。
任務中に親友を、そして、大切な人を……
大切な人達を亡くした彼は、大切な人を新に作ろうとはしなかった。
そんな中で○○に興味を抱いた。
綱手が調べたところ、血筋も悪くない。
チャクラ量も多い方でコントロールも上手い。
しかし、彼女はアカデミーになくてはならない教師なのだ。
だから、これは賭けだった。
カカシに大切なものを作らせる事。
そして、はたけ家の新たなる生命を育む事。
新たなる火の意思を引き継ぐ者を作るため
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