28

※18禁とは行かないまでも、ベッドの中で会話しております。苦手な方はご注意下さい。






















一体何回したのか、途中から数えられなくなった。

シャンクスの手に、唇に、舌に、全てに翻弄され○○の体は震えていた。

10年と1週間待たされたと言われ、半場無理矢理シャンクスに抱かれ続けた○○。

声も枯れ、体も動かない程に疲れ果てていた。







○○が目を覚ます。
日はまだ高かった。

「起きたか?」

すぐにシャンクスが声をかける。

「…………」

○○は声が出せずに頷いた。

「はは、可愛いな」

シャンクスは嬉しそうに○○を抱き寄せた。

「っ!シャン……クス」

○○は真っ赤な顔をしてシャンクスの胸板に顔を寄せた。

「○○。悪かったな、あの時気絶しちまって」

シャンクスはぎゅっと○○を抱き締めた。

「え?ううん!私こそ、力が無かったからシャンクスを離しちゃって……」

○○は首を横に振った。

「……あの後どうしてたんだ?なんで鷹の目と一緒にいたんだ?」

シャンクスの言葉に○○はゆっくりと語り始めた。


まずはレストランバルティエにてサンジに拾われた事。
そして、ゼフやルフィ達に会った事。

「赤足のゼフか」

シャンクスはぽつりと呟いた。

「知ってるの?」

○○はうつ伏せのまま体を起こした。

「ああ、有名だな」

シャンクスは頷いた。

「そうだったんだ」

○○はそれからすぐに鷹の目に拐われた事。

「そうそう、四皇と言えば、白髭海賊団の……エースくんとマルコさんとサッチさんって人達にも会ったよ」

○○が言う。

「……隊長達じゃないか」

シャンクスが眉間にシワを寄せた。

「隊長?そのひとたちに助けて貰ったの」

○○が詳しく話す。

「……そうか。今度会ったら礼でも言わないとな」

シャンクスは難しい顔のまま唸った。

「シャンクスと良い、マルコさんと良い、こっちの人は強引な人が多いよね」

クスクスと笑う○○をシャンクスが睨み付けた。

「……何があった?」

しまったと思った時は遅かった。

すでにシャンクスによってまたベッドへ押し倒される。

「しゃ、シャンクス!もー無理」

「何されたんだよ」

シャンクスは○○を獣の顔付きで見る。

「だ、だから……」

○○は恐る恐るマルコに誘われた事を言う。

「も、もちろん行ってないよ!」

○○は慌てて付け加える。

「だが、鷹の目とはずっと一緒にいたんだろ?」

シャンクスの目が細くなる。

「…………。しゃ、シャンクスだって10年」

○○は不貞腐れた様に声を出す。

「…………そ、そりゃ俺だって男だからな。他の女も抱いたさ」

シャンクスは○○から目を反らさずに言う。

「っ……」

「だがな、抱いた女には悪いが、俺が抱いてたのはいつもお前だ」

「へ?」

シャンクスはニヤリと笑った。

「“○○”って名前の女を抱いたり、お前の声に似た女だったり、そんなんばかりだ」

シャンクスは苦笑した。

「っ!シャん」

シャンクスの指が○○に入る。

「こんなオッサンが変か?10年も同じ女を思い続けて」

「はっん」

「なぁ、○○」

「やっ」

「嫌じゃないだろ?」

「んん、あ!」

「もっと俺を感じろよ」

「しゃ、ん、くす」

「くっ、○○」

シャンクスはゆっくりと○○の中に入る。

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