黒薔薇
2016/08/10 19:42



序章にてラケル先生が主人公の母親はジュリウスの父親の愛人と言いましたが、あれはじつはラケル先生の想像です。

ここから小話
実は主人公母はヴィスコンティ家のメイドで、そこの若息子(ジュリウス父)と恋人でした。
ですが身分違いの恋だったため、若息子の両親(祖父母)によって仲を裂かれ、良家の子女と若息子が結婚することとなりました。
それでも二人は愛し合っていましたが、正妻の妊娠が発覚し祖父がメイドを追い出してしまいました。
追い出された後に、メイドは自分が妊娠していることに気づき、若息子のことをずっと待っていたのでした。

という昼ドラ展開だったのです。

ちなみにデフォ名の意味は
ユリア→ジュリエットのドイツ語
マリーア→ヴィスコンティ家のとある人から

いよいよ物語も佳境になりあと少しとなります。
今回の話もそうですが、読んでいて不快に思ったらすぐに読むのを止めるのを強くオススメします。
特殊な話ですので、読む人が少ないのは分かっていますがそれでも誰かの心になにかが残れば嬉しいです。





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