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「人ならざるものを「ヒト」と呼べるのならば、私たちはきっと幸せだった。」
▲ INFO
16歳の誕生日、0:00に、体のどこかに「√」の文字が出る者。それは人の形をしているが人よりか優れた力「マハト」を持つ者…人々は彼らを、体に現れる紋章より「ルート」と呼んだ。
ルートはその力ゆえに世間から隔離された場所に収監される。
世間一般には「学校」といわれる収容所には、ルートとしての運命を拒み平穏を望む者…ディスペルと、ルートとしての運命を受け入れ、その使命を享受する者…ルインという派閥が存在する。
長年二つの派閥は非武力的な抗争を続けていた。そんなある日、ルインのリーダーがディスペルに「生徒会ゲーム」と呼ばれるゲームを持ち掛けたことにより、この学校は更なる混沌へと堕ちていくこととなる。
▲ GAME
「生徒会ゲーム」
各派閥五名ずつで役職を決め、戦いあうゲーム。役職ごとに戦いの方法は変わってくる。
役職は「会長」「副会長」「会計」「庶務」「書記」である。
役職は立候補または推薦で決まる。ディスペル、ルイン双方に不利益が生じないよう、各役職を決める順番はコイントスで決まった。
ちなみに順番は「R会長→D会長→R副会長→D書記→D副会長→R書記→D庶務→R庶務→D会計→R会計」の順番で行われた。
(D:ディスペル、R:ルイン)