ルシスネレグ

2011/08/03 20:52

「マ・マ・マルフォイッッ」
「…一応聞くが、なんだそれは」
「とっさに思いついたジェスチャー」
「気品の欠片もない動作だな」
「まぁ、なんていうか、私の感性を具現化したものですよね」
「つまり貴様自信に気品というものが備わっていないと」
「是非この決めポーズを使用してください」
「決めポーズだったのか」
「またの名を一発芸ともいう」
「ちなみにどんな場面で使うんだ」
「えっ」
「決めてないのか」
「宴会ですね」
「断言…」
「あとテンション上がった時とか結構使いますね」
「さも今の流行語であるかのように言うな」
「私には未来が見えるのです」
「焼かれろ」
「いきなり辛辣な人だなぁ」
「うわっ何やってるんですかあなたは!」
「談笑」
「嘘を言わないでください!」
「嘘じゃないぞレギュラス、他愛もない会話に興じていたところだ」
「あっ…そうなんですか…僕はてっきり、ルシウス先輩に貴女が喧嘩をふっかけていたのかと…」
「まあルシウス先輩に殺人予告はされたけど」
「や、やっぱり!」
「はて何と言ったかな?溺れろ、だったかな?」
「焼かれろと」「ああ」
「というか喧嘩じゃないならもっと二人とも楽しそうな顔で喋ってください!スネイプ先輩のようですよ」
「彼よりも社交的だと思う」
「通りすがりの者だが本人の居ないところで悪口を叩くのはどうかと思うぞ」
「事実じゃないの、それにわたしの方が美しいし魔法薬学は勝てないけど他教科ならぜんぜん成績が上だよ」
「よく言えたものだな飛行術や占い学だけじゃないかスリザリンの笑い者だ」
「貴方だってよくグリフィンドールの人にからかわれてるじゃないそれこそ笑い者にされてると思う」
「テメ表出ろ」
「スネイプ先輩がテメェって言った…」
「あれが喧嘩というんだよレグルス」
「そうですね僕が間違っていました」
「ちょっとスネイプ、あなただいたいルシウス先輩に媚びすぎじゃない?何をそんなに話すことがあるのよ」
「君だって今みたいにつまらない話ばっかり先輩にして迷惑極まりないだろう少しは控えろよ」
「テメ表出ろ」
「さあレグルス、昼食を摂りに行こうじゃないか」
「いいんですか二人は」
「まあ面倒だしな」



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