円「今年もやって来ました節分!」
吹「渾身の力で豆を撒き、鬼を蹴散らし薙ぎ倒し、あらん限りの福を我が手中に収めんとする日だね!」
鬼「今年も言うぞ。そんな真っ黒い行事と違う」
豪「今年の鬼は誰だ?」
佐「はーい」
円「…」
吹「…」
鬼「…」
豪「…」
佐「俺なんか変な事言ったか?」
鬼「えっ今年の鬼は…」
佐「俺ですよ鬼道さん!みんな全力でぶつけていいからな!」
円「なに言ってんだ佐久間ぁあああああ」ガシィッ
佐「えっ」ビクッ
豪「佐久間に全力でぶつけられる訳ないだろう!」
佐「でも俺が鬼だから…」
吹「いい!?佐久間くん!!君は鬼神じゃないの、むしろ天女なの!わかる!?佐久間次郎=天女、これ(このサイトでは)常識!!」
佐「…?じゃあ鬼は誰がするんだ…?」
円吹「「豪炎寺(くん)と鬼道(くん)」」
鬼「ふざけるな」
円「俺達はいつも真剣だ」
鬼「今の発言からお前達が救いようのないばかということだけはわかった」
吹「ちょっと。訴えるよ」
佐「二人は去年やったんだし、悪いよ。やっぱ俺が鬼で」
円「やああああだあああああ」
吹「士郎、佐久間くん以外じゃなきゃやあああだあああ」
佐「わがまま言わないの!」
吹「ちょっと今なら萌えすぎで血を吐ける」
円「同じく!!」
鬼「もう終わりが見えないから豆まきの話は持ち越そう。節分といえば」
豪「恵方巻か」
円「あれ無言で食べなきゃいけないんだろ?」
吹「丸ごと一本とかまじ無理」
佐「でも、切ったらダメなんだろ?縁が切れるからって」
吹「佐久間くんとの縁が切れたら嫌だから一本頑張る」
円「俺も頑張る。佐久間との縁が切れないように」
佐「よくわかんないけど頑張ろうな!」
円吹「「サー、イエッサァアア!!」」
豪「というわけで恵方巻だ」
鬼「なんで持ってるんだ」
豪「気にするな。全員分あるぞ」
吹「今年の方角は?」
佐「北北西!」
円「こっち?」
鬼「そっちは真逆だ」
円「こっちか!…よし、準備万端!いざ!」
吹「待ってまだ心の準備できてない!」
豪「落ち着いてからでいいぞ吹雪」
吹「言われなくても落ち着いてから食べるに決まってるでしょ」
豪「(・ω・`」
鬼「準備はいいか」
円「隊長」
鬼「何だ」
円「佐久間がもう食べてます。しかもあと三分の一しかありません」
鬼「ちょ佐久間どんだけ食べたかったんだ」
佐「♪」
円「…」
吹「…」
鬼「…」
豪「ものすごく幸せそうに食べてるな」
佐「はー、美味しかった!」
豪「良かったな佐久間」
佐「ああ!」
円「…佐久間」
佐「ん?」
円「俺の恵方巻も食べてみな「言うなぁあああああ」
鬼「貴様という奴は!!冗談も程々にしろ!!」
円「本気と書いてマジと読む」
鬼「なお悪いわ!!!!」
佐「俺、結構歯を立てるタイプだけどそれでいいなら!^^」
円「」
鬼「」
吹「死w亡wフwラwグw」
豪(美味いな、恵方巻)





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