2012/03/09 14:30


「なぁ、そろそろ中入ろうぜ。さみぃ」
「そうだな…」


しばらくして部屋に戻った俺達は、冷えた体を風呂で温めて寝ることにした。風呂に入るときトラファルガーが俺のあれをナニしようとしたからボディーブローを叩き込んでやった。


風呂にも入ったし、布団を2つ並べて寝床につく。いつもならトラファルガーが一緒に寝ないのかと訊いてくるのに、今日は大人しく自分の布団で寝てる。

…人肌が恋しい

本当は一緒に寝たい…やはり、何だかんだで俺はトラファルガーが好きなのだ。でも、そんなこと言えるわけもなく今自分の布団で1人寝ているわけで。

「……トラファルガー?」

起きてるか確かめるために声をかけたが返事がない。規則正しい浅い呼吸が聞こえる。寝ていると確信し、俺はそろりとあいつの布団に潜り込んだ。

「(あったけぇ……)」

じんわりとトラファルガーの体温が伝わってきて、心地いい。ホッと安堵してる俺は今トラファルガーと向かい合っているが、よく起きなかったなと驚いている。こんなに寝付き良かったか?とまじまじ顔を見ている俺のケツをいやらしく撫でるトラファルガーの手……

「ちょっ…どこ触って…!起きてたのかよ!」
「そういうユースタス屋はなぜ俺の布団にいるのかな?」


ニヤニヤしてる顔を殴ってやりたいが、反論も出来ないので黙るしかない俺。

「ふふ…ユースタス屋、夜這いにしては大人しすぎじゃねぇか?するならもっと大胆にきてくんねぇと俺も手が出せねぇだろうが」
「は……?いやっ夜這いじゃねぇし!何勘違いしてっ…ぁ…」

とんでもない勘違いを解こうと上半身を起こそうとするも、ガッチリ腰をホールドされて動けない挙げ句股間を押し付けられてしまう。

「しばらくご無沙汰してたんだ…良いだろ?」

耳元で囁かれ期待してしまう自分が恨めしい。了承のサインにキスしてやると、一瞬目を丸くするトラファルガーはちょっと可愛いかもな…

「今日はやけにユースタス屋素直で可愛いな。ふふ……そうだ、たまにはベランダで野外プレイでもどうだ?」


やっぱり可愛くない

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