小ネタ



::1月27日
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「名無しさん三席っ、僕と結婚してください!」

「いやこの俺と!」

「いやいや拙者と!」

「ぜひ結婚を!!」

「え、え、みんなどうしちゃったの!?あのっ、でも、私はっ――」

「うるせえぞお前ら!人の女に手ェ出してんじゃねえ!!」

「た、隊長っ…!」


―――


「……っていう夢を見ました」

「アホか」
(でもあながち間違っていないかもしれない)





バカだ。







::1月20日
───────────


「玉の輿の日、ですか…?」

「そうよ今日がね。まあ玉の輿の何が魅力って、飲み代の事を考えなくて済むようになることよね」

「…乱菊さんだけだと思いますけど」

「あら!じゃああんたはどうなのよ名無しさん」

「魅力ですか?なんだろう…でもやっぱり相手ありきじゃないですか、そういうのって」

「マジメね」

「真面目ですかね」

「ああ違った、カタブツよカタブツ」

「堅物…」

「だってあんた、どうせ頭の中にあるのは隊長だけでしょ?」

「……意地悪です乱菊さん」

「そんだけ堂々とノロケられたんだからこれくらいわねぇ〜」





(*`・д・´*)!!←この会話を立ち聞きした時の隊長の顔。









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