小ネタ



::10月5日
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「ファーストキスがレモン味なんて、そんなのする人のさじ加減じゃないですか〜。そう思いません?隊長」

「まず俺はその話題に興味がねえ」

「なんて切り捨てよう‥じゃ、じゃあ!隊長は何味だと思うんですか、キス!!」

「……、いちご?」

「適当すぎる!」

「うるせーなぁ」

「だって!そんなの今隊長がいちご味の飴舐めてるってだけで──…!?、!?」

「ぷはっ…ほら、これで文句ねぇだろ」

「っ〜〜〜!!」

「あ、ちなみに俺はファーストキスじゃねぇから。お前と違ってな」

「なっ…なんで知ってるんですかぁ〜〜!!」





レモンの日。
なんか…ザ・夢小説って感じ(笑)







::10月4日
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「なあ名無しさん…、名無しさん?」

「…スースーー…」

「…寝てんのか」

「…んんぅ…けーき…たべたい…」

「どんな夢見てんだよ!…ったく、黙ってりゃあ──」

「可愛いのにって?天使の寝顔ですもんねぇ〜」

「‥松本ォ…!お前いつから居やがった!!」

「あーあー大きい声出さないでくださいよ、名無しさん起きちゃうじゃないですかー。隊長が手を出さないか見張ってたんですよぉ〜」

「手!?ばっ、お前、何言って…!!」

「おっきな声出さないでくださいってば。でも隊長だって、可愛いと思ってるんでしょ?」

「……べつに…」

「素直じゃないのぉ〜」





天使の日!
寝顔が天使なのは隊長、あなたもです。







::10月1日
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「“恋人に香水をプレゼントするのは自分の匂いにしたいというマーキング行動”らしいです」

「‥なんだその言わされてる感満載のセリフは」

「いや、乱菊さんが現世の雑誌を読みながらそんなことを…」

「へえ、で?」

「で?って…そんないかにも興味なさそうにしないでくださいよ!」

「事実だからな」

「……、話題繋がりで隊長のことを考えたら、隊長はいつも良い匂いがするなぁって」

「どんな」

「なんか、柔軟剤の匂い?っていうんですかね…すごく安心する良い匂いです」

「…お前は…」

「お前は?」

「甘い、匂い」

「甘い、ですか?うわっ、なんかそれすごい可愛い!さっすが隊長、良いこと言いますねぇ〜!」

「甘いものばっか食ってるからだろ調子乗んなバカ」





ムードが有りそうで無い二人(笑)
香水の日です。









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