0 5



「よぉ、マグロ」
「・・・ウルフ」
「がっはっはっは!ハートの野郎は見つかったか?」
「まだだよ・・・探してたらなんかこの島にたどりついた・・・」
「おいおい、げっそりだな!」
「うるさいなぁ・・・本当に疲れたんだ」
「そうかそうか!オレもな、丁度腹減ってたんだ!」
「え、いや」
「この島、名前がねぇらしい!さっき島に住んでる奴に聞いた!」


いや、自身有り気に言われても・・・
俺腹は減ってないんだけど


「それでな!あっちに超うまいレストランがあるらしい!!!」


ウルフが周りに"犬"って呼ばれる理由が今なら分かるな
俺にもウルフに耳としっぽがあるように見える


「マ、マグロさん!/////」


名前を呼ばれて振り替えてみた


「トマトm「トマトじゃねぇか!!!なんで此処に?」・・・」
「ちょっと調査を・・・ってかうちはお前を呼んでない!マグロさんを呼んだんだ!」
「お前、仮にもオレはお前の上司だろうが!」
「ああ、すいませんでしたー忘れてましたーかっこ棒読み」
「おいいいいいいいいいい!!」
「おい、2人共っ」


俺が声をかけたと同時に2人は目の色を変えて海を見た
なんだ?


「マグロ、よかったなぁ!!おもしれぇおもしれぇ!」
「は?」
「マグロさん、ハートです、こっちに向かってきてます」
「何!?」
「この島に来てよかったなぁ、マグロ!」


いや、ウルフとレストランに行かなくてよかった




[ 10/13 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -