2017-4-7 Fri 20:32 夢ネタ
やつがれがくそ真面目な顔で「貴様に云っておきたい事がある。僕は異星人だ」って言い出すの面白すぎるから勘弁してほしいなwwwwww

「僕は異星人だ」
「………………………………そうなの?」
「そうだ」
「へぇ」
「…言いたいことはないのか」
「うん今日なにかお仕事が凄く大変だったのかとか頭打たなかったのかとか、氷はいるかとか色々聞きたい」
「詰まらぬ事に今日は平穏至極、珍しく何事もなく何をすることもなかった」

「そっかぁよかった」
「…何も思わぬのか」
「うーん」
「寝食を共にしている男が異星人なのだぞ」
「強いて言うなら具体的にどこら辺の星の人なのか、どうして私に打ち明けようと思ったのか聞きたい…かな」
「……」
「別にただの冗談オチでもいいんだけど」
「……」

「…正直な所生まれはわからぬ」
「ほう」
「自分が異星人である確たる証もない」
「…うん」
「しかし異星人だとしか思えぬ」
「…そうなの?」
「そうだ」
「…そっかぁ」
「…それだけか」
「うーん…あのね、私思うんだけど」
「なんだ」
「みんな異星人なのかもしれないよ」
「…?」

「みんなみんな違う星で生まれた人がなんでか解んないけど一所で暮らしてるのかも」
「…何故そう思う」
「だって同じ言葉を喋ってるし大体似たような見た目してるのに、時々びっくりするくらい隔たりを感じる時があるじゃない。お雑煮は普通すましだと思ってたら味噌で作る人がいたり」
「……」

「かと思えば豚汁は塩が一番!って思ってたら普通は味噌だってびっくりされたり」
「……()」
「友達だと思ってたら全然違ったりしてさ。本当はみんな違う星の人なのかも」
「……」
「でも私はラッキーだと思うな」
「…何がだ」

「違う星で生まれて、今までずっと味噌味の豚汁を食べてきたのに、一緒に塩味の豚汁を食べてくれる人がいるからさぁ」
「……」
「なんて陳腐かなぁ」
「陳腐だな」
「恥ずかしい事言っちゃったぜ…でも私はそれでいいな」
「そうなのか」
「そうだよー」
「そうか」

「芥川さんは、私が異星人だと困る?」
「…否。特に不便は感じない」
「じゃあ、大丈夫…かな?」
「…そうだな」
「とりあえず豚汁が食べたくなってきたな」
「…塩にしろ」
「いぇーい大根買ってくるー!」



やつがれが自分は宇宙人だって言い出すなら、ふと孤独感に襲われた時に自分が物凄く異質に思えて、自分が他とは違う生き物だからじゃないのかって考えちゃったりしたせいなのかなって思った。やつがれがそんな事打ち明けてくれるくらい長いこと一緒にいるアキなら、どうしてそんな事を言い出したのか

なんとなく解るんだと思う。そしてアキも昔は、宇宙人とまでは言わないけど同じ様な事を考えたりしながら生きてたりしてたし、今は「違うから面白いし楽しい」って思う事が出来る様になったし、そう納得出来たのは多分一番はやつがれのお陰だと思うから、それを返すつもりで、違っててもいいんだよ、

性格も立ち位置も全然違うけど、私はあなたと一緒にいられて嬉しいなって伝えるんじゃないかなって思ったらなんかすげぇいい話になっちゃったよね

芥アキのちょっといい話



「今日の晩ごはんはおかん秘伝の豚汁だよ!!!!!!」って電話なりラインなりがきて帰ってみたら澄んだスープに大根と白菜と豚肉が浮いた奴が出てきて一瞬物凄い顔したやつがれ

「とん…じる…?」
「あっ。そっかごめん普通そうなるよね!?ごめんね変換変えた方が良かったね!!!」
「…???」
「うちのとんじる…っていうかうちでは「ぶたじる」って呼ぶんだけど、味噌じゃなくて塩でシンプルに作るんだよ」
「(ならば最早別の料理なのでは)」

「ごめん…期待してた…?」
「…多少は」
「ごめんご…」
「()…」
「でもめちゃくちゃ美味しいから食べてみてほしいな…」
「食わぬとは言っておらぬ」
「だよね、失敗したのもいつも食べてくれるもんね芥川さん愛してる」
「喧しい」

この後一口食べて真顔で「なるほど」って言ってぱくぱく食べるから(あ、気に入ったんだな)ってほっこりするやつ



アキに「実はわたしうちゅうじんなんだ」って言わせると、その後に勝手に「くらえースペシウム光線!!!」とか付け加えるからどうにもこうにもならない()

「敦くん…実はわたしうちゅうじんなんだ」
「へ〜そうなん……えっ?」
「くらえースペシウム光線!!!!!!」
「うわーーー!?せ、正義の宇宙人か!!!よかった!!!!!!」
「ジェヤッ!!!ウォア!!!!!!」
「ちょっとwwwアキちゃん国木田さんに怒られるよwww」

案の定この後めちゃくちゃ怒られた

太宰さんが悪乗りして「フォッフォッフォッ、ダザタン星人だよ〜〜〜」とかやりはじめそうでどうしよう。国木田さんの血管切れないか心配()

ダザタン星人と戦ってたらたまたま出てきた社長にスペシウム光線()が当たっちゃったらどうしよう()めっちゃ空気が凍りそうだけど社長ぜったい「………………ぐわー」とか言って胸押さえて踞ってみたりしてくれるじゃんwwwwwwwwwwwwやだもうwwwwwwwwwwwwwww

国木田さんは「社長ォォオ!??!?!??!」ってなってるだろうしアキは萌え死ぬしもう大変だな。何やってんだこいつら。



淳アキって夏に扇風機出したら絶対二人で正面並んで陣取ってワレワレハウチュウジンダ〜〜〜ってやり始めるし、その流れで宇宙人ごっこ始めるよな

「あ〜すずし〜〜〜」
「そうだな〜〜〜」
「…ワレワレハ〜〜〜」
「ウチュウジンダ〜〜〜」
「「ウェ〜〜〜イ」」
「何がウェーイだ風こねぇだろうが」
「…ククク…我々の地球侵略計画もいよいよ大詰めダナ…」
「!?」
「そうだな…手始めにマフィアから始めたのは正解ダッタ…」

「まずは首領のモリオウガイを…」
「その次はリュウノスケ…」
「今やヒグチイチヨウやオザキコウヨウ、クロトカゲたちもワレワレのナカマダ…」
「え、姐さんもってマジ?」
「マジ。…イヨイヨ計画は最終段階…最後は…お前だナカハラチュウヤァーーーッ!!!!!!」
「ぎゃーーーー!!?」



今日桜が咲き始めてたからお散歩に行ったんだけど、途中で小雨が降り始めてな、(ああよみちゃんがおおはしゃぎで中也を散歩に誘ったりしてるんだろうな)とか妄想して一人にやこいてたんだけど、忙しいのによみちゃんにお散歩行こうってねだられて付き合ってあげるちー先輩控えめに言ってパネェよな
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