2017-10-8 Sun 17:54 夢ネタ
【芥アキ語り】まだ想いが通じ合っていない頃、本を読むなどして下を向いている時に、ふと顔を上げたら思った以上に相手の顔が近かった時のその後について語りましょう。
https://t.co/1W1TLhrPxU

い、イヤッホオオオオオオオオ

お仕事で組む事になって、太宰さんからの指示を待つまでの暇潰しに文庫本読んでて、「何を読んでいる」って話しかけられたから顔上げたら思ったよりやつがれが近くておっひゃーーーーってなるアキ

「…何を読んでいる」
「んー? 今読んでるのはねぇ、使用人と芋粥の話で……………オッフ」
「……それで」
「えっ」
「続きは」
「ああええと…使用人が…芋粥めっちゃ好きで…こう…ううむ(本で顔隠す)」
「なんだ」
「あくたがわさん顔がいいから困る……」
「は?」



動物化の話してる?アキにゃんはミヌエットでアキわんはポメチワでにゃつがれは雑種野良だけどノルウェージャンフォレストキャットっぽいやつだよ

ミヌエットはペルシャ系列のにゃんことマンチカンの交配種なのでアキにゃんのパパは多分ペルシャでママがマンチカンなんだと思う。パパのもふもふの毛皮とママのちっちゃくて愛くるしい姿を受け継いだのだ(中々アキにゃんっぽい画像が見つからない顔)

猫化しようが犬化しようがアキがちゃんと交配種でクォーター設定再現してるかわいい



【芥アキ語り】友人達と肝試し大会に参加することになり、くじ引きで決まった2人ペアで森に肝試しに行った場合の様子(ペア結果はおまかせ)について語りましょう。
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「あああああああくたがわさんまって、まってえええ」
「なんだ」
「こ、こわ、怖いよぉ!」
「五月蝿い」
「うえええ…ああまってもっとゆっく、アアアアアアア!!?」
「!!? 如何した」
「なんかいた!!!!!」
「なんかとはなんだ」
「なんかって言ったらなんかぁ!!!!!」

「チッ。……何もおらぬ。行くぞ」
「ふええなんかいたもん…」
「……(スタスタ)」
「うう………………ひっ」
「今度はなんだ」
「なんか横切った気がする」
「またか」
「もうやだ怖いよぉ!!!」
「五月蝿い」
「うーっ……」
「……」
「……」
「……」
「ねぇあくたがわさん」

「なんだ」
「……手つないでいい?」
「五月蝿い」
「ですよねええええ」

脅かし役が出てきたときめちゃくちゃ飛び付いて怒られた



芥アキさんちの兄妹の名付けは簡単だよ
銀治(かねはる)と美歩(みつほ)。銀ちゃんと、太宰(治)と、あときなしゃんちの子だけど蜜っちゃん(アキの親友)と、乱歩さんだよ

何回でも言うけど、アキの息子がハルって呼ばれてるのが最高だと思う
やつがれにも暁(よあけ)が来て、季節は巡って暖かな春が来たんだよ

二子が美歩(みつほ)って言うんだけど、今思ったんだけどこれも繋がるな…?春が来たから散歩に行こうって感じ。暖かな日溜まりの中を、美しい道を、やつがれはこれから歩いていくんだ………………



ハルくんぜったい初見だとぎんじって読まれるよな()

言わずもがなわざわざ読みにくい方になったのは愛称をハルにしたかったからです ごめんねハルくん

でも多分やつがれが決めたんだと思うし、そこに母の面影を落とそうとしたのかもしれない
もし何かがあって、ハルが一人で生きていかなければいけなくなっても、その名には母の影がひそんでいる。自分がどれほど妻と子を愛おしんでいるか、その名に込めたのかもしれない

「名前、どんなのにしよっか」
「……」
「もうかんがえてある?」
「何故だ」
「顔に書いてあるから」
「……かねはる」
「どんな字? …なるほどぉ、ふふふ」
「なんだ」
「わたしも同じ事考えてた」
「然うなのか」
「うん」

「わたしたち、たくさんのひとに助けられて生きてきた。この子にもそうなってほしいなって」
「……」
「かねはるなら、ハルくんだねぇ。ハルくん、ハルくん」
「起こしてやるな」
「だっていっぱい呼んであげたいじゃない。…わたしの子がハルっていうの、面白いね」
「…ふん」

「折り込み済み?」
「悪いか」
「りゅうのすけさん、ほんとわたしの事すきだねぇ」
「当たり前の事を一々言うな」
「ふっふふーwww 早く出てこないかな」
「急かしてやるな」
「パパは心配性ねぇ。だって早く会いたくない?」
「其れと此れとは別だ」
「あと一ヶ月かぁ、待ち遠しいなぁ」



銀という字には金属の他に、果てという意味があって、果てを治めるなので、気が済むまで歩いていけって意味があるのかもしれないな。やつがれがそうであった様に、思うままに歩いて行けばいい、立ち止まるなって意味なのかもしれない

半面、恐らくアキの名付けであろう美歩ちゃんの方は読んで字の如く「美しく歩いていきなさい」だから、なんというか性格が出てんな



夜泣きが聞こえてアキがふらふら起きてくと、既にやつがれがあやしてミルク与えてる展開、あると思います

「はいはぁいママだよぉ〜…って、あ、あれぇりゅうのすけさん!? ごめん、わたし起きるの遅かった?」
「たまたま起きていただけだ」

なお本当に起きていた模様(睡眠時間二時間の男)

っていうのはこの頃には少なくとも四、五時間は寝る様になってるやつがれだと思うから冗談だけど、やつがれ寝起きが半端なくいいから普通にアキより先にすたすた行くし、もぞもぞするアキにナチュラルに「寝ていろ」って言うでしょ スパダリかよ

だってやつがれ、我が子の面倒は父母が共に見るものって思ってるでしょ。ママ任せにはしないでしょこいつ。と言っても最初はおっかなびっくりだから慣れるまではアキ頼りってところありそうだけど

ちょっとだっこしてて〜ってぽんと渡されて、そこはかとなくわたわた(やつがれ比)しつつも抱っこして、くりくりのおめめにじっと見詰められてなんとも言えない顔で見詰め返すパパがれ

見詰め合うそっくり親子めっちゃじわじわ来るしアキは思わずパシャパシャしてやつがれに怒られるな???

アルバムに「はじめてのパパだっこ」ってどっちの記念なのかわからない写真が貼られる



はじめてのお風呂ってタイトルの写真、二枚あるな???

なんなら三枚あるな?アキがベビーバスで入れてるのと、やつがれがベビーバスで入れてるのと、首据わった頃にやつがれに抱っこされてお風呂入ってるのと



ハルと美歩は十歳前後離れてるよ

美歩はハルが「弟妹がほしい」ってねだって出来た子なので
おにいちゃんはシスコンまっしぐらコースである

あんな可愛いロリが「にーちゃ!」って笑いながらてちてちぎゅーってしてるのやばくない?やばい



それ
ハルはああ見えて中身がアキ似で穏やかだから、妹の面倒は喜んで見たがると思うし、美歩もおにいちゃん大好きって感じそうで微笑ましさしかない(やがてやってくる反抗期)(おにいちゃんは悲しみで死ぬ)

美歩「おにいちゃんと洗濯物いっしょにしないで」
通りすがりにうっかり聞いてしまったハル「!?!??!?!!?」
アキ「とうとうこの日が…んもーお父さんやお兄ちゃんが汚いみたいな言い方はよしなさい!」
美歩「別に汚いなんて思ってないしパパのはいいの」
アキ「えっ」
ハル「(えっ)」

アキ「パパのは…いいの…」
美歩「パパのはいいの」
アキ「お兄ちゃんのは」
美歩「だめ」
アキ「なんで」
ハル「(なんで)」
美歩「なんかやだから」
アキ「まじか…」
ハル「(父さんは良くて…俺は如何して…み、みつ…!!!)」

ハル「……(ずぅん)」
アキ「(ウワ暗ッ!!!) は、ハル?どしたの!?」
ハル「…母さん…」
アキ「あ…もしかして聞いてた…?」
ハル「立ち聞きする心算はなかった」
アキ「あああいいんだよそんなこと!ハル元気だして、みつはほら、そろそろおとしごろだから…」
ハル「…母さんも」

アキ「ん???」
ハル「母さんもああいう事言った事、あった?」
アキ「いやごめんまったくないわ」
ハル「……(ずぅん)」
アキ「だだだ、だいじょーぶ!その内気がすめばああいうのも収まるって言うし!」
ハル「…其れ、いくつくらい」
アキ「…せ、成人過ぎてからとか…」

ハル「(ずずずぅん…)」
アキ「だ、だいじょうぶだよ!かあさんのはハルのといっしょに洗うから!!!(???)」
ハル「………………うん…ありがとう母さん…」
アキ「(意味わかんないフォローされてもちゃんとお礼が言える我が息子!!!えらい!!!) 」

アキ「……今日のばんごはんは、ハルの好きなのにしようね…」
ハル「うん…」
アキ「みつにはまたお話しとくから、ね、元気だして」
ハル「いいんだ…みつがそうしたいなら…」
アキ「は、ハル」
ハル「少し前までおにいちゃんって抱擁しにきたのに…」
アキ「ハルーーーー!!!!!;;」



ハルくんはほんと悪戯もしなさそうだし問題も滅多に起こさないし手が掛からなさすぎて心配される方だと思うけど、美歩は自由すぎて色んな意味でめちゃくちゃ手が掛かりそうだからアキママの本気が試されそう()

美歩ちゃんは乱歩さんとかいう悪い大人()に憧れてしまったせいで悪戯ひとつでもどうしてそれをしなければならなかったかってめちゃくちゃ言い返してきそうだからほんと()

大体ただやりたかっただけだから、

アキ「つまり結局はみつがやりたかったってだけじゃない!!!」
美歩「そこに気づくとはやるね、ママ!!!」
アキ「やるね、じゃなぁい!💢💢💢」

って会話に落ち着きそう()

壁一面にお絵描きした美歩を叱る回

アキ「つまり結局はみつがやりたかっただけじゃない!!!」
美歩「そうだよーだ!だって壁にした方が面白いもん!」
アキ「面白いか面白くないかじゃないでしょう…このおうちはパパが購ってくれたものなのよ!それをこんな風にして…」
やつがれ「僕は構わぬ」
美歩「!」
アキ「ちょっ…!」

アキ「ちょっと、お父さん…!」
やつがれ「元より此の家は子供らの為に購入した物。健やかに育つならば壁に油性塗料を塗ろうが床板を引き剥がそうが一向に構わぬ」
アキ「床板は構ってほしいな」
やつがれ「落書き程度、壁紙を貼り変えれば済む事」
アキ「それはそうだけどぉ…」

やつがれ「だが…みつ」
美歩「…なぁに、パパ」
「壁は誰が貼り変える」
「ぎょうしゃさん」
「然り。して、その業者を迎える為には何が必要だ」
「…おうちのなかを綺麗にしておくこと?」
「其れよりも重要な事が一点ある。業者は無人の家に入り勝手に壁を貼り変えるか?」
「…ちがいます」

「然り。業者を迎えるには母が在宅である必要がある。…みつ、お前の母は休日何をしている」
「…おうちのことをしたら、やすんでる」
「然り。父と母は、お前たちの為の労は惜しまぬ。労とも思わぬ。だが、出来る事と、出来ぬ事はある」
「……」

「其れでもやりたいのだと、やるのだと云うのなら父は止めぬ。好きにせよ。然し行動には責任が伴う。お前が幼児であり、誰も責めぬとしてもな」
「……」
「牢記し、熟考せよ。若し事が起これば、其の時後悔するのはお前だ」
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